可変長引数のログを出力する(C/C++, Android, Objective-C)

概要

色々な言語でログを吐こうと・・・。
C++ですらあまり使ったことのないけど・・・。
可変長引数を使った際のメモ。

ここでは#ifdefで切り分けて、
各言語の可変長引数用の出力メソッドを使います。

ソースコード

ヘッダーファイル

#include <stdarg.h>

class AN_Log {
public:
  AN_Log() {}
  virtual ~AN_Log() {}

  static void print(const char* format, ...);
}

ソースファイル

#include "AN_Log.h"

#ifdef _CPP
#include <stdio.h>
#elif _ANDROID
#include <android/log.h>
#elif _IOS
#import <Foundation/Foundation.h>
#endif

void AN_Log::print(const char* format, ...) {
    va_list args;
    va_start(args, format);

#ifdef _CPP
    vfprintf(stderr, format, args);
#elif _ANDROID
    __android_log_vprint(ANDROID_LOG_DEBUG, "Tag", format, args);
#elif _IOS
    NSLogv([NSString stringWithFormat:@"%s", format], args);
#endif

    va_end(args);
}

まとめ

今回、可変長引数のログ出力を調べた理由としては、
iOSアプリ開発にて、C++側で記述しているprintfではOrganizerには出力されなかったのが問題。
(Xcode上のデバッグコンソールにはprintfのログの出力されていたのだがOrganizerには出力されないらしい。)

そこで、
可変長引数をNSLogで出力する必要があったので、ついでにまとめました。

ちなみに動作確認はしてないので、
コピペで動かなかったらゴメンナサイ。

おまけ

vfprintf

int vfprintf(
    FILE *stream,
    const char *format,
    va_list argptr 
);

__android_log_vprint

int __android_log_vprint(
    int prio,
    const char *tag,
    const char *format,
    va_list args
);

NSLogv

void NSLogv(
    NSString* format,
    va_list args
);