はじめに
初めてWindow10でRubyをインストールするための手順メモ。
すでに環境構築済でアップグレードする場合は別の手順が必要になる可能性があります。
[検証環境]
OS:Windows10(64bit)
Ruby:2.4.2
Rails:5.1.4
Rubyのインストール
以下URLからインストーラをダウンロード。
ダウンロードした「rubyinstaller-2.4.2-2-x64.exe」を実行してRuby2.4.2をインストール。
※インストーラはすべてデフォルトのままでOK
MSYS2 toolkitのインストール
Ruby 2.0~2.3で言うDevKit-mingw64のようなもの。
2.4からMSYS2 toolkitになった。
インストーラーでデフォルト設定のまま最後まで実行すると、インストールウィザードを閉じた後にコマンドプロンプトで以下のような画面が起動する。
(終了画面でチェックを外せば起動しない)
インタラクティブ形式でダウンロードとMSYS2 toolkitのインストーラを実行。
ここでは初めてRubyをインストールすることを想定しているので、何も数字を入力せずに「Enter」を入力し、インストーラのダウンロードを開始する。
インストーラは開始すると自動で実行してくれるので完了まで待つ。
完了した後、コマンドプロンプトで以下のように表示されることを確認。
Railsのインストール
投稿時のバージョンは5.1.4でした。
gem install rails
完了したら以下で確認。
>rails -v
rails 5.1.4
サンプルプロジェクトを作ってみる
コマンドプロンプトから以下を実行。
>rails new Test
>cd Test
>rails g scaffold user name:text
>rails db:migrate
>rails s
これでブラウザから
にアクセスすれば以下の画面が表示される。
はずだったが、以下のようなエラーが表示された。
TypeError: オブジェクトでサポートされていないプロパティまたはメソッドです。
対策
Gemfileに以下を追加
gem 'coffee-script-source', '1.8.0'
gem更新してサーバー再起動
bundle update coffee-script-source
rails s