なんとか最後まで修正が終わりました。まとまったドキュメントの翻訳はこれが初めての経験です。
では、今回の最後の変更点の紹介です。
カスタムエレメント中で使える固有のデコレータ
以前はメタデータで定義していましたが、デコレータに変わっています。また、いくつか変更されています。使えるデコレーターは、下記の4つです。
@syncChildren(...)
@skipContentProcessing
@useView(path)
@noView()
以前は .useShadowDOM()
とかあったのですが、無くなっています。@syncChildren
と @skipContentProcessing
は新規ですね。
変更を終えて
今回章立てが変わったのですが、diffで追えなくて苦労しました。最初に章立てを考えることは大事だなと実感します。
AureliaはDurandalの経験もあってなんだと思いますが、バージョンの割にドキュメントが揃っていて、多くの人が試してフィードバックをgitterに書き込んでいます。
このgithub - gitter - pull request / issues のフィードバックループはかなり効率的に機能しています。見ていて楽しいですね。
Aurelia documentsのpull requestの反映は最大一週間程度かかります。これはAurelia本体のpull requestやissuesの反映が優先なためだと思います。が、必ず反映されるので翻訳ミスなど気楽に反映していただけると嬉しいです。
また、私のpull requestはfork先からやっているので、最新版の日本語ドキュメントがすぐに見たい、という方は、fork先リポジトリ を見ていただければと思います。
翻訳で時間を取られて実際にget-startedやdocsに書いてあることが本当に動作するのか確認ができていないので、試してみてゆるゆる紹介していくつもりです。