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2015年、ディレクター業務を振り返って

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ディレクター兼フロントエンドやってます。
2015年、ディレクターとして業務がメインだったので、色々と振り返ってまとめたいと思います。

2015年、ディレクション業務を通して感じたこと

基本、受託開発のディレクターをやっているのですが、以前の会社ではほぼ1人で作業を行っていたので、実際に別の方に作業を依頼する事がありませんでした。
チーム(バックエンド、フロント、デザイナー)でプロジェクトに当たる事がほぼ初めての経験なので、色々と試行錯誤が多かった年だと思います。自分なりに2015年に実践した事を書いておきます。

資料(仕様書)の確認

当たり前の事なんですけど、実は結構大事な部分だと思います。

営業段階で提出された資料等が共有されないままプロジェクトが進み、プロジェクト終盤になった頃に発覚する等が多々あったり。
ディレクターとして業務を行う際には、資料の有無、尚且つある程度理解できるまで何度も読み返す。不明点があれば、すぐにクライアント、もしくは営業に確認。

実際、やってみて下記の部分で効果あった気がする。

  • クライアントとの認識のズレ
  • クライアントと打合せを行う際に実際の仕様や資料を把握していないと不安にさせてしまう
  • ディレクターの都度確認で、プロジェクトがスムーズに進まない

作業者に質問されて「わかんなーい」で返すのは本当ダメだよなー。って個人的には思います。

WF(ワイヤーフレーム)の作成

自分が一番時間をかけている部分です。

よく「ヘッダー」「グローバルメニュー」「コンテンツ」「サイドメニュー」「フッダー」って大きな枠だけで構成されているWFを見かけるんですが、あれって見ただけでは何が必要かわからないですよね?それを渡されてデザインをおこしたり、コーディングしたりとかすごく非効率だし作業者のストレスが多いなーと思ったので、WFは要素がわかるように可能な限り細かく作るようにしました。

結果、要素に関しての質問はかなり減ったし、クライアントともWFを見ながら項目の確認等が行えるようになったので、やってみてよかったなーと感じる部分です。

細かく作る事によってデザインの領域になってしまっていないか、注意が必要だと感じてます。あくまでも設計書である事は忘れないようにしたいです。

フローの可視可

このページにはどんな機能や要素が必要なのか?という部分でごちゃごちゃ考えて何をどうすればいいのか、わからなくなったりする事があります。
そんな時、実際にそのシステムを使う人のフローを時間軸を使ってチャート図に起こします。
可視可する事によって、必要な機能の把握と整理ができるので、考えがまとまりやすくなります。
また、クライアントとの認識合わせにも使えたりもするので一石二鳥です。

実際、受託開発を行っているとノウハウの無い業界のプロジェクトもあったりするので、何かに迷ったらユーザーのフローを考えるようにすると、とても良さそうです。フローを可視可しておくとチーム内での打合せもスムーズになりそうです。

まとめてみて感じたこと

自分なりにまとめてみたものの、ディレクターを長くやってる方には「当たり前」な事ばっかりなんだろうなって思ってます。

ディレクションに関するノウハウって社内で共有する事もほとんど無いし、そもそもディレクターがいないというのもあってディスカッションも難しい状態。
少しずつノウハウ貯めていくしかないなー。他社のディレクターの方と色々情報交換してみたいなーと思う今日この頃。

2016年も新しい事を試して、糧にしていきたいと思います。

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