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個人開発を気軽に始める方法

Last updated at Posted at 2025-08-17

個人開発のハードル高い

恥ずかしながら、自分は今年でエンジニアになってから4年になるものの、実のところ仕事以外で個人開発はあまりしたことがありませんでした。

それこそエンジニア転職する際はいくつか個人開発でそれっぽいアプリを作って面接で見せたりしていましたが、恥ずかしながらそれ以降何かを作って世に出したことはありません...

もちろん個人開発自体はカッコ良いし、自分もcatnoseさんみたいなイケてるみんなが使ってくれるようなアプリを出してエンジニアとして名が知られるようになれたら良いなあ〜、と思いつつ、特に何もしない日々。というか、一応は色々やってみたけど、長続きしなかった。

作っては途中で諦め、Githubのリポジトリは中途半端に作られたアプリが山のように並ぶものの、自信を持ってこれを作りました!と言えるようなものもなければ、自分で作ったアプリで遊ぶこともあまりないという...

そんな私が最近育休中にたどり着いた解が 「LINE bot×GASで遊ぶ個人開発」 です。

LINE botの良さ

LINE botで個人開発する良さは以下の通り。

・気軽に作れる

LINEアカウントがあればすぐにDevelopper Consoleから開発が始められる。
プッシュ通知、リプライ、など必要なものはLINE側で揃っているし、この二つさえあればほぼなんでも出来る。使い方も簡単。

・画面を作らなくて良い

個人開発となると、大体「モバイルアプリ」か「Webアプリ」とかだと思うけど、デザインが苦手だし画面を作るのがめんどくさくてハードルが上がるが、LINE botならテキストベースなので画面を作る必要がない。
また、それっぽい画面を作るにしてもリッチメニューなどが気軽に作れるので、デザインを気にしなくて良い。

・GASと組み合わせれば気軽にAPI化したWebhookから関数を呼べる

まあ別にこれは何を使っても良いんですが、自分はGASをAPIとして使っています。GASをWebhookとして使うには、全体公開する必要があるため、セキュリティはちょっと考えないといけないですが、トリガーも使えるし、テスト実行もサクッとできるので気軽に使えるのが気に入ってます。

・自分だけじゃなく、友達などにも使ってもらいやすい

LINEはほぼ全員がアカウントを持っているようなアプリなので、botを作って友達や家族に使ってもらうにしても、このbotアカウントを友達追加してもらうだけで使えるようになる気軽さ。わざわざURL共有してそれにアクセスしてもらうとか、アプリをDLしてもらうのはちょい面倒な気がするけど、LINE botなら友達shareするだけで使える。

・Vibe Codingでサクッと作れる

そもそも構成がシンプルになるので、Vibe Codingでサクッと作れる。結局Webアプリとかモバイルで作っちゃうと、PJ全体をAIでチェックしてもらわないといけないので、Claude CodeとかCursorを使うことになるだろうけど、意外と課金使うし、あんまりまだ精度的にもセキュリティ的にも難しいところがあるはず。

これまで作ったもの

1 授乳・うんち管理bot

一児の母になったばかりなのだが、ズボラofズボラなため、たまひよみたいな授乳管理アプリを開くのも記録するのも面倒な私。
LINE botでリッチメニューに「授乳」「うんち」の二つのメニューだけ用意し、ボタンを押したらその押したボタンのアクションをGoogleのスプシに時間記録し、通知するだけの超シンプルbot。
うちの子は毎日うんちしないので、うんち管理にかなり役立っている。

2 マーケットニュース通知bot

これは正直うまくいかなかったので消した。
AIで毎日その日の経済ニュースと、おすすめの銘柄をピックアップして通知するだけのbot。
ただ、毎日試してみたけど、結構毎日ほぼ同じニュースを入れてきたり、毎日違う銘柄をピックアップして送らせるのがなかなかプロンプト調整が難しくて諦めた。

3 メルマガ通知bot

メルマガをいくつか購読しているものの、メールboxは毎日大量のメールが届いて大体埋もれるので、メルマガがきたらそれをLINE側にコピペして送るbot。
そこそこ上手く行った気がするものの、メルマガの文章が長いとLINE側でも読むのが億劫になってしまった。LINEだとあくまで気軽にレスバするのが目的のアプリで、一つのリプライがめちゃくちゃ長いと普通に読みづらいというのがちょっと難点。

4 メンタル管理bot

産後のメンタル管理用に作ったbot。
とりあえず天気や湿度とメンタル的には相関があるのはよく言われているので、毎日の天気を自動取得して、その日のメンタルと一緒に記録する用。記録はGoogleスプシを使っている。
これも途中でなんかめんどくなって、全然記録はつけてない...(スタンプ押すだけなのに)

5 (夫向け)リマインbot

iPhoneだと友達に対してスケジュールでメッセージ送信予約ができる非公式アプリとか、ショートカットが使えるみたいだけど、Androidなので使えない。
夫は私が言わないとゴミ出しの日も覚えてないし、歯医者の予約日すら私にリマインドさせてくるような人なので、これで夫オンリーにリマインドするためのbotを作った。
自分にリマインドするだけなら、公式のリマインくんというアカウントがあってこれをめっちゃ使っている。

6 Hacker News通知bot

最近開発したのがこれ。気になる英語圏のニュースサイトのRSSを取得して10件ぐらいまとめて、概要などを和訳した内容をLINEに毎日通知する。

7 英語勉強bot

これはこれから開発しようと思っているbot。
自分は気になった英単語とかをメモするものの、メモが色んな端末にバラバラに保管されていて全然まとまってないのと、振り返る機会がないので覚えないこと、そして単語をメモってもその意味をググるのがだるいのでそれらをbotに送信して自動化したい。

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