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MastodonでConoHaのオブジェクトストレージサーバーからWasabiに移行した話

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移行した理由

Wasabi、登録だけして使ってなかったのでただお金を吸い取られていたから!アイエエエ!!
というのは7割本当で、3割はMastodon移住の話からMastodonメディアをwasabiという安いオブジェクトストレージに移管した話までを読んだから。Wasabiを使う話はこの記事を読んでいただければ使えるようになります。また、メディアをオブジェクトストレージに移行しましたをよんで、rcloneという便利なコマンドがあることがしれました。
また、主催しているインスタンスがわりと思ってたより流速があるのでConoHaの100GBでは心許なくなってしまった。

ではやっていきましょう。

$ rclone config

まずはConoHaから設定していきましょうか。

[workaholic]
type = swift
user = gncu********
key = ********
auth = https://identity.tyo1.conoha.io/v2.0
user_id = gncu********
tenant = gnct********
tenant_id = ****f7e503a14d598e18159723310aab
tenant_domain = workaholic
storage_url = https://object-storage.tyo1.conoha.io/v1/nc_****f7e503a14d598e18159723310aab
endpoint_type = public
auth_version = 2

ってなれば多分メディアを引っ張ってこれる。所々伏せてます。この調子でWasabiも設定しましょう。

[wasabi]
type = s3
provider = Wasabi
env_auth = false
access_key_id = ******************
endpoint = s3.us-west-1.wasabisys.com
acl = public-read
secret_access_key = **************************************
location_constraint = workaholic

って感じになります。

$ rclone lsd workaholic:

って打って

 14274709988 2022-06-08 19:42:52    171660 workaholic

みたいに出てきたらswift側はOK。また、

$ rclone lsd wasabi:

で、

          -1 2022-06-08 09:01:51        -1 workaholic

と、バケット名が出てくればOK。さあ、cloneしましょう。

$ rclone sync workaholic:workaholic wasabi:workaholic -P

とすれば進捗状況を見ながらゆったりsyncされる様が見れます。17万もファイルがあると半日仕事ですね!お茶したり食事したりしながら待ちましょう。もっとビャーっといけるものかと思ったら数百キロバイトくらいで進むので大きいインスタンスほど時間はかかりまくります。

syncした後はnginxのリバースプロキシを設定したり(この辺は前述の記事に書いてあります。)、Mastodonの.env.productionをswiftを使う設定からS3を使う設定にしてビャッと

# systemctl restart nginx mastodon-*

で、ズビャッとConoHaを見に行く設定からWasabiを見に行く設定に変わります。

変わったかどうかはなんか画像上げて上がったら画像を別タブで表示させてみてアドレスがきちんとWasabiのものに変わっているかどうかを確認ですね。

ConoHaはConoHaで一人インスタンスのために契約は保持します。

後書き

前述の二つの記事を書いてくれたお二方に感謝します。ありがとうございました。
それではよいMastodonライフを楽しんでいきましょう。

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