R
Fink

RStudio で Fink 版の R を使う方法

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OSX 11.10 までは Fink で RStudio (rstudio-desktop と rstudio-server) を提供していましたが、ビルドの設定が複雑なために提供を中止しています。

RStudio は、Fink でもインストール可能です (2016/6/15 修正)。

$ fink list rstudio

Information about 9845 packages read in 4 seconds.
cran-rstudioapi 0.5-1 Safely access the RStudio API
cran-rstudioapi 0.5-1 Safely access the RStudio API
i cran-rstudioapi 0.5-1 Safely access the RStudio API
i rstudio-desktop 0.99.902-1 IDE for R
rstudio-server 0.99.902-1 IDE for R

RStudio 本家からダウンロードした RStudio は、Fink でインストールした R を認識しません。

原因は、ソース中にハードコードで


  • /usr/bin/R

  • /usr/local/bin/R

  • /opt/local/bin/R

あるいは、

*pHomePath = FilePath("/Library/Frameworks/R.framework/Resources");

といった指定があるためです。

Fink でインストールした R を認識させるために、シンボリックリンクを張りましょう。

ターミナルを開き、

$ sudo ln -s /sw/bin/R /usr/local/bin/

$ sudo ln -s /sw/Library/Frameworks/R.framework /Library/Frameworks/

と入力するだけです。

Fink 版の R は、パッケージも fink からインストールすることを推奨します。Fink の R パッケージは、必要なライブラリにリンクしているかを確認しています。実際、 rgdal などは RStudio からはビルドに失敗します。

ターミナルで

$ fink list cran

として、Fink で何がインストールできるか確認してみてください。

なお、RStudio で

Sys.setenv(PATH="/sw/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/opt/X11/bin")

とすると、rgdal はインストールできます。ただし、毎回入力する必要があります。

もし、毎回入力することが面倒だと感じるのであれば、ターミナルから、

sudo mv /Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio /Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio.exe

sudo echo '#!/bin/sh' >/Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio
sudo echo "export PATH=/sw/bin:$PATH" >>/Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio
sudo echo ". /sw/bin/init.sh && /Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio.exe" >>/Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio
sudo chmod +x /Applications/RStudio.app/Contents/MacOS/RStudio

と入力します。これで、毎回 Fink の環境を読み込んで R を起動するようになります。

Fink でインストールした R パッケージは、/sw/lib/R/3.2 に保存され、RStudio でインストールしたパッケージは ~/Library/R/3.2 に保存されるので、消されることはありません。