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enebularとobnizでLED制御

Last updated at Posted at 2019-05-18

enebularは"Hello World!"しかやったことが無かったので、次はLEDチカチカさせてみたかった。
とりあえず、LED ON! をやってみます。
Node-REDobnizのノード、あるよと聞いたのでeneblerでやってみました。
@kmaepu さんの「Node-RED(enebular)のobnizノードを使ってみる」を参考にさせていただきました。
@wicket さんの「国産APIで使える国産マイコンボードobniz」を参考にさせていただきました。

1. やってみたいこと

株式会社ウフルさんのIoT開発・運用サービスeneblarを使ったobnizでのLED制御。
具体的には、足の長いほうがアノード(+)、短いほうがカソード(-)なので、PinNo=0に5Vを供給し、PinNo=1は0Vとしたい。
019.PNG

2. obnizのAPIについてリサーチ

obnizのAPIに関するサイトを見てみると、「世界のどこかにあるobnizにobniz idだけでWebSocket接続できます。全てのコマンドはjsonでやり取りされます。」とあります。これはすごい、面白そうです。

3. obnizノードのインストール

001.PNG
右側サイドバーのadmingタグを選択して
002.PNG
node-red-congrib-obnizを入力して、「install」を実行します。
004.PNG
installが完了すると、左側サイドのノードパレットの「その他」にobnizノードが追加されます。
005.PNG

4. 使用する3つのノードの配置

中央のワークスペースに3つのノードを配置します。
- injectノード
006.PNG
- debugノード
007.PNG
- obnizノード
- 008.PNG
配置するとこのようになります。
009.PNG
injectノードの出力とdebugノードの入力、injectノードの出力とobnizノードの入力をそれぞれ線でつなぎます。
010.PNG

5. injectノードの設定

ワークスペース上に配置されたinjectノードをダブルクリックするとinjectノードの編集ダイアログが表示されます。
011.PNG
ペイロードを"日時"から"{}json"に変更します。
012.PNG
ペイロード設定の"..."をクリックするとJSONエディタが表示されます。
013.PNG
014.PNG
JSONエディタでペイロードを入力します。
obnizに対して、
ディスプレイをいったんクリアして、"OK obniz,LED on!"を表示させる
PinNo=0に5Vの電源を供給し、PinNo=1は0Vの状態にする
ための情報です。

{
    "display": {
        "clear": true,
        "text": "OK obniz,LED on!"
    },
    "io0": true,
    "io1": false
}

018.PNG

6. debugノードの設定

ワークスペース上に配置されたdebugノードをダブルクリックするとdebugノードの編集ダイアログが表示されます。
デバッグウィンドウにinjectノードからのペイロードをそのまま出力する、ということでよさそうなので、これはこのままにしておきます。
016.PNG

7. obnizノードの設定

ワークスペース上に配置されたobnizノードをダブルクリックするとobnizノードの編集ダイアログが表示されます。
ここで、対象obnizのobnizidを入力します。
017.PNG

8. 動作確認

injectノードの左端にある□を押すとobnizの画面に"Hello obniz,LED on!"と表示れ、LEDが点灯します。
同時にeleblularのデバッグコンソールにJSONの内容が表示されます。
成功です!!
020.PNG

9. まとめ

・obnizの「世界のどこかにあるobnizにobniz idだけでWebSocket接続できます。全てのコマンドはjsonでやり取りされます。」ということが検証できました。
・enebularの(ほぼ)ノンコーディングでIoTが実現できるということが検証できました。

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