Java ArrayListについて

はじめに

コレクションの学習についてまとめてみました。

今回はArrayListについてです。

ArrayListの使い方

• ArrayListの宣言と確保

ArrayList< ~ > 変数名 = new ArrayList<>();

※　〜の部分にはArrayListに格納するインスタンス型名を指定する。

• 要素の追加、取得、削除、調査

戻り値	メソッド	意味
boolean	add(~)	リストの最後に要素を追加する。
void	add(int, ~)	リストのint番目に要素を挿入する。
~	set(int, ~)	リストのint番目の要素を上書きする。
~	get(int)	int番目の要素を取り出す。
int	size()	格納されている要素数を返す。
~	remove(int)	int番目の要素を削除する。

※　remove()メソッドを使うと、削除された要素の後ろの全ての要素は1つずつ前へ詰める。

サンプルコード

Main.java

import java.util.ArrayList;  //解説①

public class Main {

    public static void main(String[] args) {

        ArrayList<String> names = new ArrayList<>();  //解説②

        names.add("サトシ");  //namesに要素を格納 - 0から始まる。
        names.add("シゲル");  // １
        names.add("タケシ");  // 2

        System.out.println(names.get(0));

        names.set(0, "カスミ");  //namesの0の要素を"カスミ"に上書きする。

        System.out.println(names.get(0));

        System.out.println(names.size());  // 要素数を出力

        names.remove(1);  // 指定位置の要素を削除

        System.out.println(names.get(1));

    }

}

実行結果

サトシ
カスミ
3
タケシ

解説

① import文を記述する。

② <>記号（ジェネリクス）を使い、格納する型を指定する。

• 注意点

インスタンスでないものは格納できない。（基本データ型の情報を格納できない。）

(例) int型の情報を格納する場合は、Integerインスタンスに変換すれば格納できる。

(×) ArrayList<int>  (○) ArrayList<Integer>

最後に

これからもコレクションのことについてまとめていきたいと思います。