『Linux標準教科書』を読み始めながら、学びを自分の言葉で整理した忘備録です。
標準教科書の内容についてChatGPTの対話で得た理解・補足をかみ砕いてまとめました。
本記事は全12章のうちの第1章(導入編)。Linuxの位置づけ、OSやシステムとの違い、ディストリビューション概念、そしてコマンドとデーモンの基本を、標準教科書を軸にしながらChatGPTとの会話を肉付けしていく形で整理したものになります。
学ぶ途中のつまずきや疑問もそのまま残す方針なので、同じところで悩む人の助けになればと思ってます!
3章のまとめも併せてご確認ください!
Linuxを学習するメリット
- 適用範囲が広い:サーバ(Web/DB/メール/ファイル)、クラウド&コンテナ、Android(Linuxカーネル起源)、IoT/組み込み、機械学習・HPCまで。
Linux, OS, システムの違い
- Linux:カーネルと呼ばれるOSの中核をなすソフトウェア
- OS:Linux + Linuxカーネル上で動作する様々なソフトウェア
- システム:OS + アプリケーション
カーネルとは?:"核"を意味。OSの中で特に重要な役割(メモリ管理など)を担うソフトウェア(=Linux)。
カーネル上で動作するソフトウェアとは?(具体例):シェル(bash, zsh)、サービス管理(systemd)
ディストリビューションとは
概要
同じLinuxカーネルでも、パッケージ構成・既定設定・インストーラ・リポジトリ・方針の“詰め合わせ”が違うと、別のディストリビューションになる。
Linuxディストリビューション = カーネルが Linux + カーネル上で動作するソフトウェアが異なる
RHEL系 vs Debian系
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RHEL系(RHEL / Alma / Rocky / Oracle)
- 特色:SELinuxが既定でEnforcing、長期安定、商用サポートやISV認定が厚い。
- 向き:大企業・官公庁・基幹系の本番運用、監査/コンプラ重視。
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Debian系(Debian / Ubuntu など)
- 特色:速度と柔軟性。Ubuntu LTSはクラウド対応やデスクトップ体験が良い(AppArmor既定)。
- 向き:スタートアップや研究開発、スケールアウト系のWeb/API、CIランナー、K8sノード等。
Linux操作
コマンドの種類(CLIの利点もふくむ)
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通常コマンド(フロント型):
ls/catなど、実行→結果表示→終了。 -
サーバ(デーモン):起動したまま要求を待機(例:
sshd,crond,httpd)。多くは名前の末尾がd(例外:nginxなど)。
CLIの利点:GUIに比べて通信量が少なく、低回線でも快適(SSHは文字主体)。