Unity
MonoDevelop
XamarinStudio

Unity同梱のMonoDevelopだとMacで日本語入力できない問題をXamarin Studioで解決する

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MacでC#?

そもそもMacでC#使うことがどうかというところもありますが、UnityではJavaScript、C#,Boo(Pythonみたいな言語)から好きな言語を使用してゲームの処理を実装することができます。
UnityではC#の実行環境にMonoを使用しているため、iOS向けのアプリでもC#を使うことができるので、Mac上でC#のコードを書く機会もUnity以前に比べて多くなっているのではないでしょうか。

UnityをインストールするとMonoDevelopというIDEが同梱されているため、これを使用してコードを書くこともできますし、WindowsであればVisual Studioを利用することでC#のコードを気持ちよく書くこともできます。
MacではVisual Studioが使えないので、MonoDevelopを使用するか、他のエディターを使用することになりますが、個人的にはC#を使用するのにIDEを使用しないというのにはコード補完の恩恵を受けられないことなどから、どうしても納得できないので、MonoDevelopを使おうとしていたところ、大きな問題に遭遇しました。

日本語が入力できない

Mac版のMonoDevelopでは日本語が入力できません。
これは本当に困ったもので、コメントだろうとリテラルだろうとおかまいなしに日本語が入力できません。
「入力」できないだけで、コピペはできたりするのですが、別のエディタに書いたものを逐一コピペしていくというのは賽の河原で石を積むような作業です。
なんとかして解決しないと楽しくコードが書けないので、いくつか対応方法を考えてみます

IDEを使わない

Sublime TextやTextMateにはC#向けのプラグインがあるようです。
EmacsやVimにもおそらく似たような機能もあることでしょう。

痛MonoDevelopを使用する

痛MonoDevelopというMonoDevelopの派生IDEが、昨年(2013/12)有志のかたによって公開されています。
名前やスクリーンショットだけを見ると、いろいろなところでUnityちゃんが表示されているだけのように見えますが、実は日本語入力対応もされています。
公開ページ上では日本語入力対応にいっさい触れていないのもなんだかすごいです。

痛Monodevelop - けいごのなんとか

Mac版はビルド済みかつ、インストーラーまで用意されているため簡単に導入できます。
MonoDevelopに愛着がある、またはUnityちゃんと1秒でも長く一緒に居たい。という方は一度試してみるとよいでしょう。

Xamarin Studioを使う

Xamarin StudioはMonoDevelopのサイトで公開されています。
なぜMonoDevelopがXamarin Studioに変わったのか、経緯はよくわかりませんが、
あまり気にしないでこれを使うことにしてみました。

どうやら下記の記事によると、以前はXamarin Studioでも日本語入力ができなかったようですが、バージョン4.2.5では日本語入力できていることを確認しています。

UnityのためにXamarin Studioのセットアップ - けいごのなんとか

ちなみにXamarinについての説明は下記の記事を参照するとよいかと思います。
一度Microsoftのセミナーで話を聞いたことがありますが、GUIなどのプラットフォーム依存の部分は共通利用せず、コアなロジックの部分を共有できるような仕組みだったように思います。

Android - Xamarin(ザマリン) とはなんぞや - Qiita

Mac上のUnityでXamarin Studioを使う

Unityの入手とインストール

まず、Unityがインストールされていないことには話が進められないので、Unityをダウンロードしてインストールします。

Unity - ダウンロード

Xamarin Studioの入手とインストール

次にXamarin Studioをインストールします。
以下からXamarin Studioをダウンロードするのですが、サイトはMonoDevelopのものなので少し混乱するかもしれません。
スクリーンショットを参考に、Xamarin StudioとMono GTK#をダウンロードし、両ファイルをインストールしてください。

Download - MonoDevelop

2014/7/27現在では、「MonoDevelop <バージョン> installer」と記載されていますが、DownloadをクリックするとXamarin Studioがダウンロードできます。

スクリーンショット 2014-05-19 21.29.13.png

UnityでXamarin Studioを使用する設定

Unityを起動し、メニューバーからUnity -> Preferenceを選択します。
設定画面が表示されたら、下記のスクリーンショットを参考に外部エディターとしてXamarin Studioを使用するための設定をします。

External Script Editorの項目にXamarin Studioが表示されない場合は、Browseを選択し、Xamarin Studioのアプリケーションを指定する必要があります。

特にインストールパスを変えていなければ/Applications/Xamarin Studio.appにアプリケーションがあると思いますので、そのパスを指定してください。

スクリーンショット 2014-05-19 21.41.11.png

設定が完了したら、設定画面を閉じてください。
これで設定は完了です。

UnityからC#スクリプトを開いてみる

最後にUnityでスクリプトを作成し、Xamarin Studioで開けることを確認しましょう。
Unity上でC#スクリプトを作成し、そのスクリプトをクリックします。
Xamarin Studioが起動し、スクリプトの編集ができるようになっているはずです。

スクリーンショット 2014-06-04 22.05.35.png

上の例では日本語のコメントを入力してみました。
日本語入力が自然に使えると作業も捗りますね。