iTerm2でスクロールしても出力ログが遡れない!
ターミナル上でコマンドを用いてシステムログなどを確認していると、そのログをメモすることってありますよね?
どこかのファイルにそのログを吐き出していたら簡単にコピペすることは可能ですが、例えばそれがどこかのサーバへのデプロイ結果のログだったり、インストールしたあとのログだったり……ファイルに残らない出力ログをメモしたいときは、出力されたあとにコピペする必要があります。
また、ls -l
したりtail
したりしていると、目当ての出力ログがどんどん後ろに追いやられてしまい……ターミナルをスクロールしても「これ以上スクロールできない!」ということがありました。
そんなとき、iTerm2には、開いているターミナルの過去のログを再現することができる インスタンスリプレイ という機能があることを知りました。
インスタンスリプレイしてみる
まず再現したいターミナルを開きます。そして、「command + Alt + B
」を押すと、以下のようにウィンドウの下にバーが表示され、バーを動かすとその時間の時のターミナルの状態が表示されます。
矢印ボタンで動かすと1アクションずつ遡れるので、文字を入力している最中の様子も見ることができます。history
に残らない作業を確認したいときも使えますね!