はじめに
BigqueryでSQLを書いていると、というか分析SQL書く時全般に言えることだと思うけど、1つのSQLだけで完結することはなかなかない。
もちろん最終的には1つのSQLというアウトプットになるが、その途中で試しに走らせてみたり、関数の動作確認をしたくなることもある。
そんな時今までは
書きかけのSQLをテキストエディタに寄せておく
→お試しSQLを実行
→書きかけのSQLをBQコンソールにコピペし作業再開
という手順を踏まないとできなかった。(BQ画面を複数開いておけばまあできるのだけど)
そんなお悩みを解決するのが
SuperQuery
だ。
SuperQuery
chromeの拡張です。
http://web.superquery.io/
先に言っておくとHPのUIとは大きく異なる。だいぶ簡素。
それでも便利になるのでビッグクエラーにはぜひオススメしたい。
入れるとこんな感じになります。
query editor
- タブが使えるようになる。5つまでひらけて、最初のタブ以外は名前がつけられる
- StandardSQL⇄RegacySQLがボタンで切り替えられる
実行結果
1. ドラッグ&ドロップでカラムを並べ替えることができる&枠外にドロップすればカラムを消せる
注) CSVに吐いた時はクエリの実行結果のままなのであくまでBQUI上での表示が変わるだけ
ダッシュボード
これはSuperQueryを入れたからこそ見れるものだ。
googleアカウントでのサインインと同意をすれば、コストやクエリの本数などをダッシュボードとしてみることができる。
ユーザー単位で絞れたりしてかなり便利。
なぜかGCSも見られる。
注意点
注意点①
http://web.superquery.io/pricing/
ここに記載があるが実は有料のサービスだ。
だが毎月100TBは無料だし、なかなか100TBも使うことはないと思うのであまり気にしなくても良さそう。
ちなみにこの100TBはチーム単位で計算されるので注意が必要。
HPによると100TBいった段階で、支払い情報などが求められ、90TBに達したらお知らせのメールが来るそうだ。
ちなみにevaluex
時代(SuperQueryに名前が変わる前)から使っているが、お知らせメールはきたことがない(90TBもいかないという意味)。
注意点②
FirebaseやGA360のデータのような構造体を持つデータに対して、構造体を表示させるようなクエリを書くと結果が表示されない。
これはバグだと思う。
構造体を扱う時は一時的に拡張をOFFにして対応しないといけないのは面倒。
まとめ
細かい機能は他にもあるが、
Bigqueryでタブが使える
これに尽きる。
これだけでだいぶ効率が変わるのでBigQueryでSQLをバシバシ叩く人はぜひ検討してみてください!