SELECTで作成したテーブルを、擬似的に保存。
ビュー利用時の注意点
関数や式を使ったビュー
関数や式を使った SELECT 文に対してビューを設定する場合、単純な SELECT 文に「CREATE
VIEW ビュー名」をつけただけではエラーになってしまいます。このような場合には、関数や
式を使っている列に対して別名を付けます。
ビューに対する更新
ビューに対する INSERT、DELETE、UPDATE といった更新系 SQL(データを更新する SQL)
の使用はかなり厳しい制限付きではありますが、可能な場合があります。
標準 SQL では、「ビュー定義の SELECT 文において、いくつかの条件を満たしている場合、
ビューに対する更新が可能」と定められています。代表的な条件を上げると、次の通りです。
- SELECT 句に DISTINCT が含まれていない
- FROM 句に含まれるテーブルが 1 つだけである
- GROUP BY 句を使用していない
- HAVING 句を使用していない