再帰的関数呼び出しを使った配列代入方法と関数管理方法

前回

複数の変数を関数の戻り値とする方法と関数管理方法

参考ページ

モノづくりC言語塾 C言語 関数ポインタ【ポインタを使って関数を呼ぶ仕組み解説】

超初心者向けプログラミング入門【構造体】

準備

今回はオンラインコンパイラを使用します。
オンラインコンパイラ

ソースコード

sample.c

#include <stdio.h>

//HELLO_VARIABLE型を定義する
typedef struct{
    long i;
    double d[11];
}HELLO_VARIABLE;

//関数fを代入することを想定して、関数ポインタfupo型を定義する
typedef HELLO_VARIABLE* (*fupo)(HELLO_VARIABLE*);

//関数fを代入することを想定して、fupo型の変数uを構造体HELLO型の内に定義する
typedef struct {
	HELLO_VARIABLE j;
	fupo u;
}HELLO;

HELLO_VARIABLE* f(HELLO_VARIABLE* v){
	//引数v->iを表示
	printf("_%ld_",v->i);
	//引数v->dに値を代入
	v->d[v->i]=1+(v->i*0.1);
	//引数v->dを表示
	printf("_%1.2lf_\n",v->d[v->i]);
	//引数v->iに1を加算
	v->i++;
	if(v->i>10){
		//引数iが10より上になったらHELLO_VARIABLEポインタ型vを返す
		return v;
	}
	else{
		//関数fを再帰呼び出し
		v=f(v);
	}
	//HELLO_VARIABLEポインタ型vを返す
	return v;
}

int main() {
	//HELLO型の変数lを宣言する
	HELLO l;
	//変数l.j.iに0を入れる
	l.j.i=0;
	//関数ポインタl.uに関数fを入れる
	l.u=f;
	//関数ポインタl.uを実行する
	l.j=*l.u(&l.j);
	//戻り値を表示する
	printf("%ld",l.j.i);
    //改行する
	printf("\n");
	//戻り値を表示する
	for(l.j.i=0;l.j.i<11;l.j.i++){
	    printf("_%1.2lf_",l.j.d[l.j.i]);
	}
    //改行する
	printf("\n");
	
	return 0;
}

実行結果

console

_0__1.00_
_1__1.10_
_2__1.20_
_3__1.30_
_4__1.40_
_5__1.50_
_6__1.60_
_7__1.70_
_8__1.80_
_9__1.90_
_10__2.00_
11
_1.00__1.10__1.20__1.30__1.40__1.50__1.60__1.70__1.80__1.90__2.00_