WiFiBoy32とは
以下にページがあります。
http://wifiboy.org/
日本のフェイスブックページもありました。
https://www.facebook.com/wifiboyjapan/
入手方法
私は、先日(8/4) Maker Faire Tokyo 2018で入手しました。
「Maker Faire TOkyo 2018 Special Edition」ということで(何がスペシャルなのかちょっと調べてもわかりませんでしたが)3,000円と安かったので購入しました。
内容は、以下の3つでした。
1. マニュアル
2. USBケーブル
3. 本体
準備
私は電源を投入したら即使えるものと思っていましたが、USBを接続して通電しても何もおきませんでした。この時2つのことに気づきました。
1. あ、これDeveloper Kitだ(確かに袋に書いてある)
2. バッテリーは付いてないな(つまり、常にUSB接続 or バッテリーを接続する必要あり。
ということで、簡単に使えるようになるまでをまとめました
Arduino IDEインストール
この部分はQiitaや、色々な記事があるので、省略します。
CP2102 USB-Serial ドライバのインストール
以下からダウンロードしてインストールします。
https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers
途中警告が出るので、許可してインストールします。
うっかり許可し損ねた私のような人は、以下を開いて許可しましょう。
「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」→「:ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」
ドライバのイスンストールがうまく行くと、MACの場合、デバイスファイルが確認できます。
$ ls -l /dev/tty.*
crw-rw-rw- 1 root wheel 21, 0 8 5 21:05 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
crw-rw-rw- 1 root wheel 21, 2 8 5 21:08 /dev/tty.SLAB_USBtoUART
WiFiBoyライブラリインストール
これをインストールしないと、サンプルプログラムなどがコンパイル時にエラーを吐きます。
WiFiBoy32Lib.zip
http://wifiboy.org/files/wifiboy32lib.zip
メニューから、「スケッチ」→「ライブラリーをインクルード」→「.ZIP形式のライブラリをインストール」から、ダウンロードしたZIPを指定します。
ゲームのインストール
ソフトのダウンロード
まずは、ゲームを以下からダウンロードしましょう。
http://wifiboy.org/tutorials.html
この記事ではとりあえず、一番先頭のテトリスをダウンロードします。
ZIPなので、解凍して、Arduino IDEで開きます。
ボードの設定はよくわからないので、"ESP32 Dev Module"を選択して、シリアルポートだけ、"/dev/cu.SLAB_USBtoUART"に変更して、「マイコンボードに書き込む」ボタンで無事書き込めました。
私の場合、いきなり始まりましたが、無事テトリスが起動してすでに、3,000円分くらいの満足感はあったかなぁ。
所感
ちらっとしかコードを見てないんだけど、
・wb32_setTextColor
・wb32_drawString
など、簡単な表示用のAPIが準備されていて、「ディスプレイや、ボタンを半田付けして、ライブラリ読み込んで… etc」とするよりも、サンプルもあるし、ゲームを作る第一歩としては面白いかなと思いました。
現代は、市販のゲームと、自分で作れるものの差が大きすぎてあまり面白みがないかもしれないけど、こういう小さいもので、自分が作ったものがすぐに楽しめるのはいいんじゃないでしょうか。