はじめに
プログラミングの学習を始めて3ヶ月ほど経過した駆け出しエンジニアです。
プログラミングの学習を始めたばかりの頃は、新しい用語が出てきて理解するのが大変でした。3ヶ月たった今でも、次々と始めて聞く用語が襲撃してきます笑笑
ですが、それに立ち向かうのがエンジニアの宿命だと受け入れ日々奮闘中です。
今回は変数・定数についてまとめました。
プログラミング初心者の役にも立てれば幸いです。
プログラミングとは
簡単に言うと、コンピュータへの指示を書くことです。
コンピューターに指示を出すためには、プログラム(コンピューターが作業を実行する順番)を作成します。
コンピューターは人間の言葉を理解できません。そのため、コンピューター語を使用して指示を出す必要があります。
コンピューターはプログラムを使用して命令を出さない限りただの怠け者なんです笑笑
変数
変数とはズバリ、データを一時的に保存するための箱です。
変数につけた名前を変数名、保存されているデータを変数の値と呼びます。
値だけだと、なんの値かがわかりにくく、プログラムを書いているとたくさん値が出てきてどれがどの値かが混乱します。
ですが、その値を変数名をつけて変数として保存すると、その値がどの値でどのような役割を果たしているかがわかります。
200
300
500
例えば、上記のように、200
、300
、500
の3つの値がありますが、なんのための値かがわかりません。それを解決するために変数を使います。
applePrice = 200 # リンゴの値段
bananaPrice = 300 # バナナの値段
totalPrice = 500 # 合計金額
上記のようにそれぞれの値に変数名をつけると、なんのための値かが一目でわかります。
200
リンゴの値段、300
はバナナの値段、500
は合計金額。
このように、変数を使用して値の役割を可視化することで、値の再利用や値の行方不明などを未然に防ぐことができ、情報共有もスムーズに行えます。
定数
定数の考え方は、変数と同じでデータを一時的に保存するための箱です。
ですが、決定的な違いがあります。名前からわかるように変数は変わる数、定数は定まっている数です。
- 変数は、中身の値を変更することができる
- 定数は中身の値を変更することができない
定数は、一度値を設定してしまうと後で変更が効かないのです。
こう聞くと、定数のような頑固者より、変数のような柔軟に対応出来る奴の方が便利でええやんっと思うかもしれませんが、頑固者にも活躍する場はあるのです。
例えば、円周率のような一定で変わらない値を使う場合、変数にその値を入れてしまうと手違いで値が変わってしまう可能性があります。こういったシチュエーションに、定数が大活躍するんです!!!
先ほど述べたように定数は新しい値がきても受け入れず追い返します。つまり、定数を使用することで値が変わってしまう可能性をなくし、値が変ってしまうことを未然に防ぐことができます。
このように、それぞれの特性を理解し使いこなすことで予期せぬエラーを防ぐことができます。
まとめ
- プログラミングとはコンピューターへの指示を書くこと
- 変数・定数を使用して値の役割の可視化
- 変数は値を変更でき、定数は値を変更できない
- 値が変わってほしくない場合に定数を使用
使用する言語により定数がない場合(例えばPython)があります。さらにそれぞれの言語で書き方も変わってきますが、考え方は一緒です。
今回は変数・定数について書きましたが、これからも初心者なりにどんどんいろんな用語の解説をしていきたいと思います。
(追記)
- Pythonの場合、変数は箱ではなく名札(ラベル)
- 変数には、プリミティブ型と参照型の2種類がある