量子コンピュータ
イジングモデル

量子コンピュータでタンパク質folding/dockingに取り組むProteinQure


はじめに

量子コンピュータの世界もエコシステムができてきて色々なアプリケーション会社が登場しています。そのなかでもタンパク質問題に特化したベンチャーを紹介します。


ProteinQure

https://www.proteinqure.com/

Proteinqureはタンパク質薬剤の企業ということで、さまざまな方法で新しいタンパク質での医薬品を開発していますが、その1つの手段として量子コンピュータを活用しているとのことです。

代表のMark FingerhuthはMediumにも書いてます。

Building the world’s first quantum app for protein folding with Rigetti

Rigetti announced today that ProteinQure will be one of Rigetti’s Developer Partners to develop the first generation of practical quantum applications.

Rigetti社とコンビを組んで実用的な量子アプリケーションを作るということです。

1.png

paperも書いています。

Coarse-grained lattice protein folding on a quantum annealer

Tomas Babej,∗ Mark Fingerhuth,† and Christopher Ing‡

ProteinQure Inc., Toronto, Canada

(Dated: March 6, 2018)

https://www.proteinqure.com/files/proteinqure_quantum_annealing_protein_folding.pdf

場所はカナダのトロントで、パートナー企業も多く、日本からはFujitsuが参加しています。おそらくデジタルアニーラでしょう。

11.png


タンパク質医薬品、構造計算、スケーラブルデザイン

31.png

基本的にはデータで計算して医薬品という完成品に落とし込むようです。スケールアウトする理論を構築する方向性。


量子コンピュータや機械学習、強化学習

8.png

強化学習や量子コンピュータなどを組み合わせて使うようです。うまくいけば使えそう。


サマリー

きちんとサマリーが載ってました。

91.png

1.Folding

2.Docking

3.Reinforcement Learning

のように順番に技術と方法やアルゴリズムを使い分けてやるようです。

これはなんとなくアニーリングでもゲートでもいけそうな気もしますし、

NVIDIAの支援を受けているように、GPUでの強化学習も使えそうな気がします。


感想

これからという企業ですが、方向性やチャレンジしていることはとてもわかりやすいので注目に値しますね。