OSのバージョンアップのたびにリジェクト項目が追加されるAppStoreの審査ですが、さっそくiOS11から追加されたであろう項目に2つもひっかかりました。
1.iTunes File Sharingは特に理由がなければオフにすべし
特に明確な理由なくオンになっているとレビューで「これ、何に使ってるの?」と聞かれます。明確な理由があればそれを正直に答えると通るかもしれませんが、少なくともいちどMetadata Rejected状態にはなります。
2.カメラロールへの保存を行う場合、Privacy - Photo Library Additions Usage Description (NSPhotoLibraryAddUsageDescription) が必須
前はPrivacy - Photo Library Usage Description (NSPhotoLibraryUsageDescription) だけ設定すればカメラロールの読み出し・保存の両方に対応できたのですが、iOS11からは保存する場合にNSPhotoLibraryAddUsageDescriptionの指定が必須になりました。
ちなみに、正確にはNSPhotoLibraryAddUsageDescriptionの未指定に対してリジェクト判定が下されるのではなくて、これが未指定だとiOS11端末でクラッシュするので "あなたのAppはクラッシュします" という内容でリジェクトされます。何のエラーでクラッシュしたのか言ってくれない(=先方では分からない)ので、わりと焦ります。
もっともこれは、きちんとiOS11端末でテストすれば防げるので・・・まあ、気をつけましょうね。