Android StudioのKotlinを用いたアプリ開発で、
画面遷移コードを最小限に記述する手順を簡単に記します。
ここではAnkoというKotlin用の外部ライブラリを用います。
その中でも Anko Commonsを使用します。
AnkoはKotlinの開発元であるJetbrains社が開発・メンテナンスを行っているので安心して使えます。
1.build.gradle(Project:)にAnkoを追加
buildscript内の
ext.kotlin_version = "1.2.71"
(ヴァージョンは随時変更される)
の下に
ext.anko_version = "0.10.7"
と記述します。
Ankoのヴァージョンも
(https://Github.com/Kotlin/anko/releases)
で確認して最新版の番号を入れます。
2.build.gradle(Module:app)にAnkoを追加
dependencies{}内に
implementation "org.jetbrains.anko:anko-common:$anko_version"
と記述します。
3.Activityに画面遷移コードを記述する
記述するコードを先に記しておくと
startActivity<遷移したいActivity名>(乗っけたいデータ)
になります。
データを付けたなくても良いのなら()は空白でも大丈夫です。
ここで注意すべき点が1つあって
startActivityと打つと変換候補がいくつか出てきますが、その中で
startActivity(verag params:Pair<String, Any>)
を選択してください。
この候補は上記の1.と2.のプロセスを踏んでないと出てきません。
また、このコードを書くと自動的にクラスに下のimport文が追加されます。
import org.jetbrains.anko.startActivity
場所はonCreateメソッドか、新たな関数を作ってその中に記述してください。