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DroidKaigi 2018 ミニレポート[DAY 02]

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白熱のDroid Kaigi 2日目

昨日に引き続き、新米Androidエンジニアの身分で、会社に時間と費用を頂戴し、DroidKaigi 2018に参加させてもらってきました。

本日も、復習兼ねて自分が受けた気になったセッションを3つほどピックアップして簡潔に振り返ろうかなと思います。

かいつまんで自分の所感でまとめているので、詳細気になる方は、登壇者の方々のリンクに飛んでください。

登壇された方のセッション資料は以下にリアルタイムでまとめられています。
DroidKaigi2018の資料一覧(随時追加)

はじめてのKotlinハンズオン

@ngsw_taro さん

初めてKotlinを触るという人を対象に、FizzBuzzや、少し進んで拡張関数などを課題形式で解きながら、背景などを踏まえて都度解説してもらいます。

正直、あと二時間ぐらいほしかったです。笑

それくらい有益でわかりやすく、短い時間でもKotlinの良さと性質について知ることができました。

  • javaのライブラリを直接使うことができる
  • Rubyのように軽快でスッキリしたコード
  • 三項演算がない(必要がないから)
  • 制御構文(if文とか)を式として扱える
  • nullの代替値 etc...

など新しい発見が多く、これからKotlinに対する学習意欲がすごく高まりました。

文法は新鮮なものが多いですがとてもわかりやすいので、project eulerでもやってみると筋肉がつきそうなのでやってみようと思います。

この講演をはじめ、実際に書いてみた感じと、数あるセッションの半分くらいの例示ソースコードがKotlinで書かれていたことを鑑みると、まだまだJavaに追いついていない部分もあるそうですが、両方対応できるようにしておかないと置いていかれるな、と所感ですがそう思います。

アプリを成長させるためのログ取りとログ解析に必要なこと

@cattaka さん

Wantedly Visitのログ取りを実例に、Firebase 向け GoogleアナリティクスGoogle BigQueryツールを駆使したイベントの取り方、操作、滞在時間ログ取得ノウハウ、ExcelやGOOGLE DATA STUDIOでの可視化の方法についてわかりやすく解説してくれます。


ただいいものを作る、というだけでいいの?
何を持ってアプリがいいというのか


ログ取りによる、データ可視化分析の強力さをひしひしと感じました。

とにかくわかりやすくビジネスを説明できる上に説得力があり、エンジニアとしてライトな実装でもこの役割ができていたらハクがつくだろうな〜と思いながら聞いていました。

初学者には少しハイレベルな内容でしたが、背景にはユーザーを第一に考えた真摯な設計が見えて、時間をかけて成長させていくサービスを開発、所有また、マーケティングに携わっている人は必聴の講義だったと思います。

体育会系女エンジニアの孤独なアプリ開発教室

@nagaoyuriko さん

フリーランスエンジニアの方が、個人開発の流儀について語ってくれます。
会社に所属する方の講演が多い中、フリーランスで個人アプリを作っている方の講演は目新しく、人生を大幅に遠回りしてここにいる自分には共感せざるを得ない内容ばかりで大変面白かったです。笑


業務に携わるエンジニアはシェフであり、機材や調理器具に目が行きがち


本当にその通りで、ユーザーはJavaだろうがKotlinだろうがReact Nativeだろうがどうでもいいわけです。こだわりは大事ですが、手段を目的にして履き違えてはいけないなと思いました。


Constraint LayoutMaterial Designに無理にこだわる必要はない


自分もRelative Layoutでとりあえず完成させるのが大好きなので、妙に納得しました。
モダンなのはConstraint Layoutですが、そこにこだわって質や時間を無駄にするなら、RelativeやLinear、Gridが欠陥であるわけでは決してないので、慣れたレイアウトで構成するのが一番いいと思います。
一度、使ってから自分で目的に合わせてレイアウトを選択するのがいいのかなと思います。


スクレイピング怒られ事情


スクレイピングで怒られることはないそうです。(ごく一部の一例を除いて)
自分もスクール時代ある課題でクローンサイトを作った時に、ソースから丸コピして改造しまくってスクレイピングもして、その会社の人に見せたことがありますが、怒られませんでした。( その会社の懐が深かっただけ説 )
WEBスクレイピングやクローリングサービスは多いですが、今後かなりグレーゾーンなのかもなと思ったりしました。

まとめ

総じて、今年Android開発を始めたからこそ自分にとってはとても有意義で、いつか登壇できるくらいに頑張りたいなと、そう思わされる熱量の高い素敵なイベントでした。
また来年も参加できたらなと思います。

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