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【勉強会資料】Packet Tracerでスイッチを用いたトラフィック制御 - 操作・コマンド集

Last updated at Posted at 2020-09-16

はじめに

この記事は、2019年10月17日に開催の サポーターズCoLab勉強会「ネットワーク基礎実験ハンズオン - スイッチを用いたトラフィック制御」のための資料です。勉強目的で利用をしていただくことは構いませんが、内容についてはサポートできかねますのでご了承ください。

機器の配置

画面下の方で機器を選択し、画面上にドラッグ&ドロップで配置します。

スクリーンショット 0031-09-03 17.26.18.png

例えば「1841」というルータを配置したいときは「[Network Devices](大分類) > [Routers](小分類) > 1841(機器)」を画面上にドラッグ&ドロップします。(「大分類、小分類、機器」の呼称はわかりやすくするため私が勝手にしているもので公式ではありません。)

スクリーンショット 0031-09-03 15.46.40.png

同様にPCを配置したいときは「[End Devices](大分類) > [End Devices](小分類) > PC(機器)」をドラッグ&ドロップで配置します。

スクリーンショット 0031-09-03 15.46.54.png

配線

配線を行うときには、「Connections」を使用します。

スクリーンショット 0031-09-03 17.34.13.png

例えば、PCのFastEthernet0/0ポートとルータのFastEthernet0/0ポートをLANケーブルで接続したいときは、以下の手順で操作します。

  1. 「Copper Cross-Over」を選択した状態で
  2. PCをクリック
  3. 「FastEthernet0/0」ポートを選択
  4. ルータをクリック
  5. 「FastEthernet0/0」ポートを選択

画面収録 0031-09-03 20.01.20.gif

PCの操作

デバイスをダブルクリックすると、そのデバイスの設定や操作に関する作業が行えるウインドウが表示されます。

スクリーンショット 0031-09-03 20.10.11.png

PCのIPアドレスの設定

PCのIPアドレスはGUIで設定します。PCのIPアドレスの設定は、「Desktop > IP Configuration」を選択します。

スクリーンショット 0031-09-03 20.10.34.png

出てきた設定のうち「IP Configuration」の「IP Address」と「Subnet Mask」の項目にIPアドレスとサブネットマスクを入力して完了です。

スクリーンショット 0031-09-03 20.20.30.png

CLI

PCからの通信のテストなどを行うために、「Command Prompt」からコマンドを使った操作を行います。

スクリーンショット 0031-09-03 20.58.00.png

ping

PC側で実行する、「通信ができるか」を確認するためのコマンド

例:192.168.1.2と通信ができるかどうか確認する

>ping 192.168.1.2
  • 通信ができていなければ各PCとルータの設定を見直す

tracert

PC側で実行する、「宛先IPアドレスまでの経路」を確認するためのコマンド

例:192.168.1.2までの経路を確認する

>tracert 192.168.1.2

スイッチの操作

スイッチの設定は、IOSコマンドと呼ばれるCisco機器を扱うためのコマンドを用いてCLI上で行います。PCの時と同様、スイッチをダブルクリックし、出てきたウインドウの「CLI」を選択してください。

特権モードに移行

Switch>enable
Switch#

逆に特権モード(Switch#)からユーザモード(Switch>)に戻る場合はexitコマンドを用います。

Switch#
Switch>enable

exitコマンドは一つ前のモードへ戻る時に使う共通のコマンドなので覚えておいてください。

グローバルコンフィグレーションモードに移行

Switch#configure terminal
Switch(config)#

configure terminalconf tのようにも省略可能です。

特定コンフィグレーションモードに移行

例:FastEthernet 0/1の特定コンフィグレーションモードに移行

Switch(config)#interface FastEthernet 0/1
Switch(config-if)#

interface FastEthernet 0/1int fa0/1のように省略可能です。

VLANの作成

コンフィギュレーションモードでvlanコマンドを使う

例:VLAN2を作成

Switch(config)#vlan 2

ポートにVLANを設定する

特定コンフィギュレーションモードでswitchportコマンドを使う

例:FastEthernet 0/1のモードをaccessに設定してVLAN2を設定する

Switch(config)#int fa0/1
Switch(config-if)#switchport mode access
Switch(config-if)#switchport access vlan 2

ポートをトランクポートに指定する

例:

Switch(config-if)#int fa0/24
Switch(config-if)#switchport mode trunk

トランクポートにVLANを設定する

例:トランクポートFastEthernet 0/1VLAN2VLAN3を設定する

※どちらか片方のポートのみでOK

例:

Switch(config-if)#switchport trunk allowed vlan 2,3

VLANの設定を確認する

特権モードでshow vlan

Switch#show vlan

VLAN Name                             Status    Ports
---- -------------------------------- --------- -------------------------------
1    default                          active    Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6
                                                Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10
                                                Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14
                                                Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18
                                                Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22
                                                Fa0/23, Gig0/1, Gig0/2
2    VLAN0002                         active    Fa0/1
3    VLAN0003                         active    Fa0/2
1002 fddi-default                     active    
1003 token-ring-default               active    
1004 fddinet-default                  active    
1005 trnet-default                    active    

VLAN Type  SAID       MTU   Parent RingNo BridgeNo Stp  BrdgMode Trans1 Trans2
---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------
1    enet  100001     1500  -      -      -        -    -        0      0
2    enet  100002     1500  -      -      -        -    -        0      0
3    enet  100003     1500  -      -      -        -    -        0      0
~以下略~
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