はじめに
2025年7月に異動があり、もともと別会社に出向していたのですが、本社に戻ってAWS上で動いているサーバーの運用部署に配属されました。
そのため「AWSを覚えなきゃな〜」と思い、1か月でSAAを取得して、
そこから3か月でSAPを取得した記録になります!
SAAを取得してからこんな感じで勉強をすると合格できるんだ〜と思ってもらえたら嬉しいです。
プロフィール
- 仕事内容
- 異動前:
- XR会社に出向し、ARグラスのアプリ開発に従事
- 主にUnityを使って開発、GitHub ActionsやDocker、GCPにも少し触れていました
- アジャイル開発の中で、スクラムマスターの経験もあり
- 異動後
- AWS上に構築されたサーバーの運用PMが主な担当
- 自分でコード書くより、コスト管理とかプロセス改善とか、ちょっと引いた目線でプロジェクトを進めるお仕事
- 異動前:
- エンジニア歴
- 2年9か月(2025年10月時点)
- 社会人歴は3年目、25歳
- ※1年目は企画職メインでした
- 所有資格
- ITパスポート(高校時代に取得)
- 基本情報技術者試験(大学時代に取得)
- CLF-C02(2024/03/28 合格)
- SAA-C03(2025/07/04 受験、2025/07/04 合格)
- SAP-C02(2025/10/16 受験、2025/10/16 合格)
SAPの記録まとめ
- 結果:
- 833点(750点合格)
- 勉強前の知識レベル:
- SAA-C03に788点で合格したレベル
- ハンズオン経験はほぼ無し
- 勉強時間:
- 約100時間
- 勉強開始から本番までの日数:
- 3か月ほど
- 問いた問題数:
- 約802問
- 勉強方法:
- Udemy:AWS Solution Architect Professional (AWS-SAP-C02) 演習テスト
- CloudLicense
- 費用:
- 受験代 + CloudLicense
- ※Udemyは会社の福利厚生制度を利用したため無料でした
- 合格メール:
- 受験当日の20時頃にメールで届きました
勉強法の振り返り
正直なところ、学習効率はあまり良くなかったと感じています。実際の学習の流れは以下の通りです。
- Udemyの模擬試験を5回分解き、間違えた問題を復習(期間:2ヶ月)
- CloudLicenseの#1〜#61を1周し、間違えた問題を復習(期間:1ヶ月)
今振り返ると、Udemyは必ずしも必要ではなかったかもしれません。個人的にはCloudLicenseのみで十分合格レベルに到達できたと感じています。
その理由は、Udemyの問題文の長さにあります。本番試験と比較して約2倍の文章量があり、長文読解に疲れて途中で集中が途切れてしまうことが多々ありました。
もちろん、深い知識を問う良問も多いのですが、時間が限られている場合は、本番に近い文章量のCloudLicenseを繰り返し解く方が、より実践的で効率的だと思います。
(もしCloudLicenseに絞っていれば、2ヶ月程度で合格できたかもしれません。)
試験本番の体感
試験終了直後は「これは落ちたな…」と感じ、次の受験日を考えたくらいでした。自己採点での手応えは、以下のような割合です。
- 3割:しっかり分かる
- 5割:2択で迷う
- 2割:全く分からない
SAAの時も同様でしたが、試験開始直後の1〜20問は初見のサービスや複雑な要件が多く、半分ほどしか理解できずに焦りました。しかし、20問目以降は徐々に問題に慣れ、落ち着いて解答を進めることができました。
終わり
異動直後ということもあり、新しい業務を覚えるために残業が続く中での試験勉強は、正直かなりハードでした。それでも、無事に合格という結果を出せて本当に嬉しいです。
資格勉強で得た体系的な知識は、現在のPM業務において、アーキテクチャの妥当性を判断したり、エンジニアとの円滑なコミュニケーションに大いに役立っています。
もちろん、知識を定着させるにはハンズオンが最も効果的ですが、私のようにまず資格取得を目標に設定し、短期間で知識の全体像を掴むというアプローチも有効だと考えています。(ただし、目標期間を決めずにだらだらと続けるのはおすすめしません。)
今後は一度資格取得から離れ、別の業務スキル向上に集中する予定です。もし次に挑戦するとしたら、業務で関わりの深い SCS (AWS Certified Security - Specialty) を目指してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
