従来のAntに代わり、Salesforce CLIを使って package.xmlベースのデプロイを行うことが可能。
ログイン
コマンドを実行するとブラウザが開くので、IDとパスワードで対象組織にログインする。
sfdx force:auth:web:login -r loginurl -d -a aliasname
-d この組織をデフォルトの Dev Hub とする （省略可）
-r ログイン先のURL（省略すると login.salesforce.com）
-a エイリアスを指定
コマンド例：
//通常のsandboxにログインする
sfdx force:auth:web:login -r https://test.salesforce.com -a sand1
変更セット（package）を指定して、メタデータを取得する
Salesforce上で作成した送信変更セット名を指定してメタデータを取得する。コマンドを実行すると、指定フォルダにzip圧縮されたメタデータファイルがダウンロードされる。
sfdx force:mdapi:retrieve -r folderpath -u username -p packagename
-r ダウンロードしたファイルを配置するフォルダパス
-u 接続先のユーザー名 （事前にforce:auth:web:loginを使ってこのユーザー名でログインしておくこと）。-uの指定がない場合はデフォルトの組織に接続する
-p 変更セットの名前
-a 取得するAPIバージョンを指定
コマンド例：
sfdx force:mdapi:retrieve -r ./dev-0XX_1 -u tigerdragon@sample.com -p CHANGESET1
package.xmlを指定して、メタデータを取得する
package.xmlを直接指定してメタデータを取得する。コマンドを実行すると、指定フォルダにzip圧縮されたメタデータファイルがダウンロードされる。
sfdx force:mdapi:retrieve -r folderpath -u username -k packagefilepath
-r ダウンロードしたファイルを配置するフォルダパス
-u 接続先のユーザー名 （事前にforce:auth:web:loginを使ってこのユーザー名でログインしておくこと）。-uの指定がない場合はデフォルトの組織に接続する
-k package.xmlファイルのパス
-a 取得するAPIバージョンを指定
コマンド例：
sfdx force:mdapi:retrieve -r ./dev-0121_2 -u tigerdragon@sample.com -k ./dev-0121_2/package.xml
メタデータをデプロイする
sfdx force:mdapi:deploy -d folderpath -u username -w -1
-r メタデータを配置したフォルダのパス
-u デプロイ先組織のユーザー名 （事前にforce:auth:web:loginを使ってこのユーザー名でログインしておくこと）。-uの指定がない場合はデフォルトの組織に接続する
-w コマンドが終了するまでの待ち時間 -1 は完了まで待つことを示す
-c リリース検証のみ
コマンド例：
sfdx force:mdapi:deploy -d ./dev-0125_1/unpackaged -u tigerdragon@sample.com -w -1
package.xmlとメタデータを配置したフォルダ
