Salesforce公式動画からMCPについて学びました📚
従来は個別実装が必要だったシステム連携が、MCPで劇的に簡素化される仕組みに感動✨
PayPal請求書の作成デモがとてもわかりやすかったです。
備忘録としてまとめました🙏 よろしければご覧ください。
1. 導入部分
テーマとして 「AIエージェントに繋がる力を与える仕組み：MCPサポート」 を説明している。あわせて、AI エージェントを実際の業務に活用するためには、外部システムとスムーズに接続できることが不可欠であると・・・。
2. MCP とは
MCP（Model Context Protocol）は、AI とシステムをつなぐ共通言語、いわばインターフェースの役割を果たす。MCP が存在しなければ、システムごとに API 接続や認証、データアクセスコードを個別に実装する必要があるが、Agentforce には MCP クライアントが組み込まれており、外部の MCP サーバーと安全に接続できるようになっている。
3. デモ：PayPal 請求書作成
Salesforce 内の注文情報を取得し、AI エージェントに PayPal で請求書を作成させるデモが行われた。MCP を介することでシームレスに連携し、請求書は自動的に作成される。AgentExchange から PayPal MCP サーバーを追加し、認証設定を行ったことで接続が成功し、処理が正常に実行された。
4. AgentExchange と制御
AgentExchange には 審査済み・認定 MCP サーバーが揃っており、その中から PayPal MCP を選択できる。
接続後は AI エージェントに許可するアクションを細かく設定でき、たとえば「一定金額以上の請求書は Slack に通知する」といったルールを加えることで、ガードレールとして安全に利用できる仕組みになっている。
5. ビジネス利用の要件
MCP は非常に便利な仕組みだが、安心して活用するには セキュリティ、ガバナンス、信頼 が欠かせない。Agentforce はこれらの要件を満たす形で MCP をサポートしている。
6. 最後のまとめ
Agentforce では MCP を通じて AI エージェントに新しい能力を簡単に追加でき、ガードレールや制御機能によって安心して業務を任せられる。そのうえで「ぜひ実際に体感してほしい」と締めくくられていた。
所感（備忘録として）
請求書作成デモは決済という身近な例を扱っており非常にわかりやすく、AgentExchange で「認定済み MCP サーバーを選ぶだけ」という流れは導入のしやすさを示していた。Salesforce ユーザ以外でも、AI エージェントが業務処理を自動化する姿を直感的に理解できる内容だった。
参考情報