AWS CLI導入の覚書

はじめに

AWS CLIの環境をMACに作成した時の覚書です。
pythonのversionを使い分けるために、pyenvを併用します。
AWS公式とはやや異なったインストール方法です。

作業環境

• macOS Sierra
  • 10.12.6
• iTerm2
  • 3.2.7

Homebrewのinstall

pyenv, pipをインストールするためにhomebrewをインストールします。
Homebrew公式のインストールコマンドを使います。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

上記のコマンドを入力すると、Press RETURN to continue or any other key to abortと出るので、Enter Keyを押します。
パスワードの入力を求められるので、Macのパスワードを入力します。
インストールが進みます。
Installation successful!と出るとインストール完了です。

$ brew --version
Homebrew 2.1.1
Homebrew/homebrew-core (git revision b663b2; last commit 2019-04-29)

pyenvのインストールとpythonの設定

pyenvのインストール

$ brew install pyenv
$ pyenv --version
pyenv 1.2.11

pyenv initの実行と.bash_profileへの追記

## pyenv initを実行
$ pyenv init

## ~/.bash_profileに eval "$(pyenv init -)" を追記
$ vim ~/.bash_profile

## ~/.bash_profileの読み込み
$ source ~/.bash_profile

ここからはpythonの設定を進めます。
特にversionの指定はないので、自由にインストールしてください。
ここでは最新の2.7.16と3.7.3をインストールします。

## install可能なversion一覧を表示
$ pyenv install --list | grep -v '[a-z]'
  2.1.3
  (省略)
  3.7.3

## 2.7.16のインストール
$ pyenv install 2.7.16

## 3.7.3のインストール
$ pyenv install 3.7.3

## インストールできているか確認
$ pyenv versions
* system (set by /Users/hoge/.pyenv/version)
  2.7.16
  3.7.3

## globalで3.7.3を使用するように設定
$ pyenv global 3.7.3

## pythonのバージョンが切り替わっていることを確認
$ python --version
$ pyenv versions

pyenvとpythonでバージョンが異なる場合は、pyenv initからの手順に原因があることが多いです。（source ~/.bash_profileをやり忘れてました。）

pipのインストール

$ brew install pipを実行しようとすると、pipはpythonの一部モジュールなので、$ brew install pythonを実行しろと言われます。

## pipインストールのためにpythonをインストール
$ brew install python

## pipが使えるか確認
$ pip --version
pip 19.0.3 from /Users/s01718/.pyenv/versions/3.7.3/lib/python3.7/site-packages/pip (python 3.7)

aws cliをpipでインストール

以下でインストール完了
$ pip3 install awscli

awsではなくawscliです。

~/.aws/の設定について

configファイルとcredentialsファイルによしなに記入してください。
defaultだけでも記入しておくのをオススメします。