はじめに
前回、GithubでのアクティビティをMastodonへとTootするという記事でGitHubでのアクティビティをIFTTTとWebHookを使ってTootするという記事を書きました。
その後、色々とIFTTTやWebHookに関して調べていくなかで「本アカウントでTootした内容を他なMastodonインスタンスへTootできそう?」だということが分かりました。
そこで試してみた時の備忘録が、本記事になります。
必要なもの
今回、必要なものは下記の通り
- Mastodon のアカウント × 2
- IFTTT のアカウント
手順
Tootを転送したいMastodonインスタンスのアクセストークンを取得。
IFTTTで転送するにあたって、転送先のアクセストークンを取得する必要があります。
こちらの記事を参考にアクセストークンを取得してください。
正直、同じものをもう一回書くのはつらいので……
IFTTTでToot転送の設定
まず、 IFTTT へ アクセスして Sign in します。
次に、「My Applet」 をクリックし、「New Applet」をクリックして転送用のアプレットを作成します。
「+this」をクリックし、「RSS Feed」を選択します。
「New Feed Item」という項目があるので、それを選択してください。
選択すると、「Feed URL」という項目が表示されます。そこへ下記のように自分のアカウントのあるインスタンス名とアカウント明を入力してください
https://mastodon-instance-name/@account-name.atom
「mastodon-instance-name」にはインスタンス名を、「account-name」にはアカウント名を入力してください。
入力後、「Create Trigger」をクリックします。
次に、「+that」を選択肢、「WebHook」を選びます。
その後、表示された「Make a web request」をクリックし、下記の項目に必要な情報を入力していきます。
項目 | 内容 |
---|---|
URL | https://mastodon-instance-name/api/v1/statuses |
Method | POST |
Content Type | application/x-www-form-urlencoded |
Body | access_token=[転送先のMastodonアクセストークン]&status={{EntryContent}}&visibility=public |
入力後、「Create Action」ボタンをクリックします。
その後に表示される「Finish」をクリックすれば転送の設定は完了です。
最後にテストToot
最後に、適当な内容でTootしてテストをしてみてください。
転送には時間がかかるので、少し様子を見てください。
無事に転送されていれば、マルチポストの設定は完了です。
おわりに
これで、別のインスタンスにTootした内容が転送されるようになります。
マルチポスト厳禁なところでの使用はしないでください。何が起こってもこちらは責任を負いませんので。
それと、現状では<p></p>
タグが含まれたままTootされてます。
そのあたりも今後の課題として調べておこうかと思います。
参考
また、下記の記事を参考にさせていただきました。
誠にありがとうございます。
Twitter の投稿を IFTTT で Mastodon へ転送する。
Swarm のチェックインを IFTTT で Mastodon へ転送する