この記事は下記の記事の転載になります
AmazonDashボタンを使ってMastodonへにゃーんって呟いてみる
はじめに
先日の松江Ruby会議09でのセッション時に話してた「にゃーんボタン」をさっそく作ってみた
ちなみに、その時のスライドはこれ
必要なもの
- AmazonDashボタン(お好きなものを)
- Linuxマシン(amazon-dashを使うため)
- Wifi環境
AmazonDashボタンの購入
AmazonDashボタンはプライム会員であれば簡単に購入できます。ちなみに、こちらから購入可能
購入後はこの記事にあるようにスマホからセットアップを行う。
肝は、LinuxマシンとAmazonDashボタンの接続するWifiは同一のものを選ぶことと、商品選択は無視して設定を終了すること
Linuxマシンでの設定
仮想マシンでもいいので、Linuxマシンを用意する。
用意出来たら、Python3とpipをインストール。
ちなみに僕が使ったのはLubuntu18.04で、Python3は既にインストール済みだったので、以下のコマンドを使ってpipだけをインストール
curl -O https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
python3 get-pip.py
pipをインストールした後は、amazon-dashをインストールする
pip install amazon-dash
次に、AmazonDashボタンのMACアドレスを調べる。
sudo amazon-dash discovery
このコマンドを実行後、AmazonDashボタンを押すとMACアドレスが表示される。
そして、amazon-dash.yml
を作成し、以下のように記述していく
settings:
delay: 0
devices:
AA:AA:AA:AA:AA:AA:
name: meow
user: SH
cmd ruby /home/SH/Desktop/nyaaan/meow.rb
で、実際にMastodonへ呟くmeow.rb
を作成
require 'mastodon'
client = Mastodon::REST::Client.new(base_url:"呟きたいMastodonのURL", bearer_token: "アクセストークン")
response = client.create_status("にゃーん!")
最後に、rootで叩けるように変更
touch amazon-dash.yml
sudo chown root:root amazon-dash.yml
あとは、以下のコマンドを実行してAmazonDashボタンを連打するだけ
sudo amazon-dash run
おわりに
とりあえず、これでAmazonDashボタンを使ってのMastodonへ「にゃーん!」って呟けるようになった!
皆さんも、ストレスがたまった時に押してみてはどうでしょうか?
追記
凡そのことをよしなにしてくれるリポジトリを作ってあるので、そっちを使うと楽かも
NyaaanDashButton
以下、参考資料