DashはAPIドキュメントのブラウザ及びコードスニペットマネージャです。多くの言語・フレームワークに対応しており、一度ドキュメントをダウンロードすればオフライン環境でもドキュメントを読むことが可能になります。
ところで、調べたい事項が出てくるたびにいちいちDashを立ち上げるor起動しっぱなしのDashのウィンドウを切り替えて、検索ワードを入力する必要はありません。
カスタムURLスキーマを使いターミナルから直接、Dashを起動し、調べたい事柄を引くことができます。ターミナルで下記のように入力することで、Dashが起動し対象を引くことが可能です。例を示します。
(例1)stringを引く
open dash://string
(例2)Java8のStringを引く
open dash://java8:String
(例3)Node.jsのfsを引く
open dash://nodejs:fs
(例4)Unity3DのVector3を引く
open dash://unity3d:Vector3
基本形式は
open dash://{query}
です。また下記のようにキーワードを含めることで、対象の言語・フレームワークを定めることが可能です。
dash://{keyword}:{query}
Unity(ゲームエンジン)はunity3dでしたね。では.NET Frameworkのキーワードはなんでしょう?答えは、「net」です。この各言語・フレームワークのキーワードは、メニューのDash > Preferences > Docsetsから、確認することが可能です。また変更することもできます。
参考:
The "dash://" Custom URL Scheme(公式サイトのガイドより)
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