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平成31年度春 応用情報技術者試験 午前 問26から問30

問題文はIPAからの引用です。


問26

データベースを記録媒体にどのように格納するかを記述したものはどれか。

ア 概念スキーマ

イ 外部スキーマ

ウ サブスキーマ

エ 内部スキーマ

データベースを記録媒体にどのように格納するかを記述したものは「エ 内部スキーマ」です!


問27

関係データベース管理システム(RDBMS)の表へのアクセスにおいて、特定の利用者だけにアクセス権を与える方法として、適切なものはどれか。

ア:CONNECT文で接続を許可する。

イ:CREATE ASSERTION文で表明して制限する。

ウ:CREATE TABLE文の参照制約で制限する。

エ:GRANT文で許可する。

特定の利用者だけにアクセス権を与える方法として,適切なものは「エ:GRANT文で許可する。」です!

GRANT文とは、データベースにおいて、ユーザにテーブルなどに関する権限を与えます!

動画解説


問28

過去3年分の記録を保存している“試験結果”表から、2018年度の平均点数が600点以上となったクラスのクラス名と平均点数の一覧を取得するSQL文はどれか。ここで、実線の下線は主キーを表す。

試験結果( 学生番号, 受験年月日, 点数, クラス名)

#  

SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
GROUP BY クラス名
HAVING AVG(点数) >= 600

#
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 受験年月日
BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31'
GROUP BY クラス名
HAVING AVG(点数) >= 600

#
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 受験年月日 BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31'
GROUP BY クラス名
HAVING 点数 >= 600

#
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 点数 >= 600
GROUP BY クラス名
HAVING (MAX(受験年月日) BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31')

正解はイです。

#  2018年度の制約が抜けている

SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
GROUP BY クラス名
HAVING AVG(点数) >= 600

# 正解
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 受験年月日
BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31'
GROUP BY クラス名
HAVING AVG(点数) >= 600

# HAVINGの部分が点数だけだとSQLエラーAVG(点数)とする
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 受験年月日 BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31'
GROUP BY クラス名
HAVING 点数 >= 600

# HAVINGは計算結果の比較を行うのでエラー
SELECT
クラス名
, AVG(点数)
FROM 試験結果
WHERE 点数 >= 600
GROUP BY クラス名
HAVING (MAX(受験年月日) BETWEEN '2018-04-01' AND '2019-03-31')


問29

ビッグデータのデータ貯蔵場所であるデータレイクの特徴として、適切なものはどれか。

ア あらゆるデータをそのままの形式や構造で格納しておく。

イ データ量を抑えるために、データの記述情報であるメタデータは格納しない。

ウ データを格納する前にデータ利用方法を設計し、それに沿ってスキーマをあらかじめ定義しておく。

エ テキストファイルやバイナリデータなど、格納するデータの形式に応じてリポジトリを使い分ける。

ビッグデータのデータ貯蔵場所であるデータレイクの特徴として、適切なものは「ア あらゆるデータをそのままの形式や構造で格納しておく。」です!


問30

トランザクションのACID特性のうち、一貫性(consistency)の記述として、適切なものはどれか。

ア 整合性の取れたデータベースに対して、トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。

イ 同時実行される複数のトランザクションは互いに干渉しないという性質である。

ウ トランザクションは、完全に実行が完了するか、全く実行されなかったかの状態しかとらない性質である。

エ ひとたびコミットすれば、その後どのような障害が起こっても状態の変更が保たれるという性質である。

正解は「ア 整合性の取れたデータベースに対して、トランザクション実行後も整合性が取れている性質である。」です!

ACIDとは、RDBMSのトランザクションにおいて「原子性」「一貫性」「独立性」「永続性」の特性を示したものです!

原子性 Atomicity

トランザクション内の処理が実行されるか、実行されないか

一貫性 Consistency

処理結果の整合性

独立性 Isolation

結果のみが参照できる。途中状態は他に影響しない。

永続性 Durability

処理後は永続的である

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