Edited at

平成31年度春 応用情報技術者試験 午前 問61から問65

問題文はIPAからの引用です。


問61

事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものはどれか。

ア 活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え、複数のプロジェクトの連携、統合、相互作用を通じて価値を高め、組織全体の戦略の実現を図る。

イ 個々のプロジェクト管理を更に細分化することによって、プロジェクトに必要な技術や確保すべき経営資源の明確化を図る。

ウ システムの開発に使用するプログラム言語や開発手法を早期に検討することによって、開発リスクを低減し、投資効果の最大化を図る。

エ リスクを最小化するように支援する専門組織を設けることによって、組織全体のプロジェクトマネジメントの能力と品質の向上を図る。

事業目標達成のためのプログラムマネジメントの考え方として、適切なものは「ア:活動全体を複数のプロジェクトの結合体と捉え、複数のプロジェクトの連携、統合、相互作用を通じて価値を高め、組織全体の戦略の実現を図る。」です!

浸透価格戦略


問62

A社は、ソリューションプロバイダから、顧客に対するワントゥワンマーケティングを実現する統合的なソリューションの提案を受けた。この提案が該当するソリューションとして、最も適切なものはどれか。

ア CRMソリューション

イ HRMソリューション

ウ SCMソリューション

エ 財務管理ソリューション

顧客に対するワントゥワンマーケティングを実現する統合的なソリューションの提案を受けた。この提案が該当するソリューションとして、最も適切なものは「ア CRMソリューション」です!

ワントゥワンマーケティングなので、顧客の詳細な情報が必要です。

選択肢の中で顧客管理をするのは「CRMソリューション」です!

CRM - カスタマーリレーションシップマネジメントとは顧客との関係を管理し、顧客満足度の向上させることを目的に企業が顧客と長期的な関係を築く手法のことで、具体的な目的は顧客ロイヤルティの獲得と顧客生涯価値の最大化です。

動画解説


問63

ビッグデータを有効活用し、事業価値を生み出す役割を担う専門人材であるデータサイエンティストに求められるスキルセットを表の三つの領域と定義した。データサイエンス力に該当する具体的なスキルはどれか。

データサイエンティストに求められるスキルセット

| | |

|:-----------------|:-----------------|

| ビジネス力 |課題の背景を理解した上で、ビジネス課題を整理・分析し、解決する力 |

| データサイエンス力 |人工知能や統計学などの情報科学に関する知識を用いて、予測、検定、関係性の把握及びデータ加工・可視化する力|

| データエンジニアリング力|データ分析によって作成したモデルを使えるように、分析システムを実装、運用する力|

ア 扱うデータの規模や機密性を理解した上で、分析システムをオンプレミスで構築するか、クラウドサービスを利用して構築するかを判断し、設計できる。

イ 事業モデル、バリューチェーンなどの特徴や事業の主たる課題を自力で構造的に理解でき、問題の大枠を整理できる。

ウ 分散処理のフレームワークを用いて、計算処理を複数サーバに分散させる並列処理システムを設計できる。

エ 分析要件に応じ、決定木分析、ニューラルネットワークなどのモデリング手法の選択、モデルへのパラメタの設定、分析結果の評価ができる。

正解は「エ 分析要件に応じ、決定木分析、ニューラルネットワークなどのモデリング手法の選択、モデルへのパラメタの設定、分析結果の評価ができる。」です!

ア 扱うデータの規模や機密性を理解した上で、分析システムをオンプレミスで構築するか、クラウドサービスを利用して構築するかを判断し、設計できる。→ データエンジニアリング力

イ 事業モデル、バリューチェーンなどの特徴や事業の主たる課題を自力で構造的に理解でき、問題の大枠を整理できる。→ ビジネス力

ウ 分散処理のフレームワークを用いて、計算処理を複数サーバに分散させる並列処理システムを設計できる。→ データエンジニアリング力

エ 分析要件に応じ、決定木分析、ニューラルネットワークなどのモデリング手法の選択、モデルへのパラメタの設定、分析結果の評価ができる。→ データサイエンス力


問64

投資効果を正味現在価値法で評価するとき、最も投資効果が大きい(又は損失が小さい)シナリオはどれか。ここで、期間は3年間、割引率は5%とし、各シナリオのキャッシュフローは表のとおりとする。

シナリオ
投資額
1年目
2年目
3年目

A
220
40
80
120

B
220
120
80
40

C
220
80
80
80

投資をしない
0
0
0
0

ア A

イ B

ウ C

エ 投資をしない

正解は「イ」です!

アの現在正味価値

= (40 / (1+0.05)) + (80 / (1+0.05)2) + (120 / (1+0.05)3) = 214

イの現在正味価値

= (120 / (1+0.05)) + (80 / (1+0.05)2) + (40 / (1+0.05)3) = 221 投資額を超える

ウの現在正味価値

= (80 / (1+0.05)) + (80 / (1+0.05)2) + (80 / (1+0.05)3) = 217


問65

要件定義において、利用者や外部システムと、業務の機能を分離して表現することで、利用者を含めた業務全体の範囲を明らかにするために使用される図はどれか。

ア アクティビティ図

イ クラス図

ウ 状態遷移図

エ ユースケース図

要件定義において、利用者や外部システムと、業務の機能を分離して表現することで、利用者を含めた業務全体の範囲を明らかにするために使用される図は「エ:ユースケース図」です!

システムが持つユースケースと、そのユースケースがそのアクターから利用され、ユースケース同士の関係がどうなっているのかを一覧する図で、UMLのひとつです!オブジェクト指向問わず業務分析や要件定義でも使えます(使ってます)!

動画解説

要件定義で、利用者などと業務を分離して表現し、利用者を含めた業務全体の範囲を明確にします!

目次