はじめに
「優しいIT」という理念の基、ITコンサルタントをしている亀井亮介と申します！
現在、仕事では要求分析・要件定義を中心に上流工程をしていますが、プログラムも書きます！
今回は、Dockerを利用したApache + PHP環境構築を紹介します！
（Dockerに慣れるチュートリアルとでも思ってください。）
●目的
Dockerを利用しApacheにPHP環境を構築します。
さらに、XAMPPを利用した開発環境のように、ファイル保存時に即時反映できるようにします。
（仮想サーバにファイルアップロードの必要なし）
●注意
開発にはデータベースとの連携が不可欠ですが、ここではApache + PHPにフォーカスします。
コンテナのディレクトリとホストのディレクトリを結びつけ、即時反映を実現します。
userはMacでのアカウント名です。
●参考
Docker Hubのオフィシャルイメージを使ったLAMP環境(Apache+PHP+MySQL)構築
●ホスト側環境
OS OS X El Capitan
Docker 1.9.1
●手順
コンテナのディレクトリとホストのディレクトリを関連付けして、コンテナを起動
動作確認
ホストの"/Users/user/Documents/workspace/korejo"に配置したファイルが反映されるかを確認
●詳細手順
1. コンテナを作成
$ docker run -p 80:80 -v /Users/$USER/Documents/workspace/korejo:/var/www/html --name php -d php:5.6-apache
2. 動作確認
・Apacheのプロセス確認
$ docker ps -a
・Apache動作確認【画像】
http://192.168.99.100 にアクセスすると"Forbidden"が表示されれば今はO.K.です
3. ホストの"/Users/user/Documents/workspace/korejo"に配置したファイルが反映されるかを確認
・テキストエディタで、ローカルファイル（Mac側）の"/Users/user/Documents/workspace/korejo/info.php"を作成します
<%php info.php
※これでコンテナのディレクトリとホストのディレクトリが関連付けされていることがわかります
・Eclipseでプロジェクトを作成
Eclipse起動。Apacheを起動した時に指定したパスをワークスペースに設定
/Users/user/Documents/workspace
・プロジェクトを作成
新規でプロジェクトを作成します。
PHPプロジェクト
先ほど作成した”info.php”があります。
・info.phpを修正
このinfo.phpを修正して保存（command + s）します。
ブラウザをリロードすると
・http://192.168.99.100/info.php にアクセス
これで、Eclipseでファイル保存をすると仮想サーバのphpファイルが更新を確認できました！
わざわざファイルアップロードをする必要がありません！
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