はじめに
本記事は個人的に今度Laravelで利用してみたいと思っているパッケージをリストアップするだけの記事です。
こういったパッケージはネットで色々調べて見つける訳ですが、個人的に一番お勧めなリサーチ方法はLaravel Newsです。
(どうやらLaravelオフィシャルのニュースサイトということらしい)
あと、たぶん随時更新します。
パッケージ達
▼Laravel View Model (2019/12/25追加)
Laravelのビュー用のモデルを作成するためのパッケージです。
以前「Laravelで、view('target.view', ['id' => $id, 'name' => $name]) を少しでもスマートに書きたい」っていう記事を書いたときに最後に濁していた方法ですが、Laravelのview()
ヘルパ関数は、ビューのパラメータ(第2引数)に連想配列を受け取ることになっています。
このview()
ヘルパ、実はパラメータは連想配列だけでなくIlluminate\Contracts\Support\Arrayable
の継承クラスを受けることも可能です。
その場限りのパラメータ用のオブジェクトを作る場合はArrayable
クラスを継承すれば解決できます…っという記事を書こうと思ってましたが既にComposerパッケージ化されていたものを発見。
コントローラ側の実装がよりシンプルになるため、今後はこちらを積極的に利用していこうと考えてます。
▼Laravel Shift Blueprint(2019/12/25追加)
Laravelのコード生成ツールです。
"Blueprint"は"設計図"という意味を持っています。
YAMLファイルでモデルやコントローラの処理を記載し、php artisan blueprint:build
コマンドで一挙にコードの足場を作成するためのパッケージです。
簡単なMVCであればYAMLファイルから一発で生成できてしまうようです。
Laravel Newsの紹介記事にLaravel Shift Blueprintを使っている動画が上がっているので、こちらを見ていただいた方がイメージしやすいかも。
いわゆるスカフォールドするためのパッケージですが、現状は公式のドキュメントがGitHub上のREADMEだけで、しかも記載内容がまだまだ少ない状況です。
今後このパッケージでできることが増えていきそうな予感がするので、新しい情報が確認できたら紹介記事を書いてみようと考えています。
▼Laravel Option Framework(2020/03/04追加)
ブラウザベースで利用可能な設定値管理ライブラリです。
主にWEBアプリケーションの管理画面を作ったりする場合にあると便利です。
設定された値は専用のヘルパ関数を呼び出して利用するため、Laravelの標準のconfigヘルパとは競合しない点が良いでしょう。
ただし値の管理はEloquentモデルを利用しているため、たくさん呼び出す場合に再利用できる仕組みを考えなくてはいけません。
設定値はHTMLのフォームを利用して管理しますが、このツールの優れている点は以下の種類のフォームが利用できることです。
- HTMLのinput要素のtype属性に指定できるすべての値
- switcher
- dropdown
- icon
- multicheck
- autocomplete
- tag
- datepicker
- timepicker
- editor
- textarea
- colorpicker
試しに使ってみましたが、オレオレ管理画面を作ったりする場合には最適なライブラリだと思います。