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【ネットワーク基礎】1.ネットワークの概要

Last updated at Posted at 2019-09-07

ネットワークとは、コンピュータを電波やケーブルなどで接続し、情報交換ができる仕組みのことです。
これは僕が一番大事だと思うことです。多分、ネットワークと聞くと抽象的でなんとなくなイメージを持っていると思いますが、
コンピュータ同士を接続する仕組みだという具体的なイメージを持っていないと、
後で頭の中が整理できず困ることになるのでしっかりイメージ付けておきましょう(経験談)

LANとWAN

ネットワークは、LANとWANに分類することができます。

●LAN
「無線LAN」など聞き馴染みがあると思います。
LANとは、近くのコンピュータ同士が接続されたネットワークのことです。

極小単位で考えると、2台のPC同士をなんらかのケーブルで繋ぐことによって情報交換ができればLANというネットワークの完成です。

LANはLocal Area Networkの略で、限定されたエリアにおけるネットワークという意味です。

各会社、学校、家などの単位でLANが構築されています。

IMG_0045.png
手書きで申し訳ありません。

●WAN
あまり聞き馴染みがないと思います。僕はありませんでした。
WANとは、LANとLANを接続したネットワークです。

本社と支社をつないでいるのもWANです。
自分の家の無線LANと友達の家の無線LANを繋いでいるのもWANです。

IMG_0046.png

現在、LANとLANを接続する役目を果たしているのは電気接続事業者とISPです。
図は極小視点でイメージしたものなので、電気通信事業者とISPは関わっていない前提です。

電気接続事業者とISPについてはすぐ下で説明するので読み進めてください。

インターネット

聞き馴染みありすぎる言葉だと思います。
ですが、これも最初は抽象的でよくわからないと思うのでしっかり頭に入れておくといいと思います

インターネットと聞くと、わけわからないけど色んな人と通信できるすごいものでしょ。って思うと思いますが、単に無数のLANが接続されてできたものです。
つまり巨大なWANです。

単に無数のLANが接続されているといいましたが、なんの工夫もなしにケーブルでLAN同士を繋いでも
ケーブル接続費に無駄にお金がかかります。
なぜかというと、今いる家のLANと日本中のLANを全通りつなぐと大変なことになりますよね。笑
全通り繋がないとしたら、下流に存在しなければいけないLANが出てきます。
すると、上流のLANが故障したら、下流のLANは接続不可能になります。
そこでISPが登場しました。

具体例をあげてみます。

WANを構築するために大学や研究機関のLANをそれぞれ相互接続していたとします。
費用がかかるので全通りケーブルで繋がず、下図のような構成になっていたと思います。

IMG_0044.png

ですが、これだとAのLANが故障すれば下流のB,Cは接続ができなくなってしまいます。

そこで、「うちが安定した接続を保障するから、みんなうちに繋ぐといいですよ(お金はとりますが)」という組織ができました。
これがISP(インターネットサービスプロバイダ)です。
最初は非営利団体だったみたいです。

そして、「うちはそれぞれケーブルをつないであげるよ(お金はとるけど)」と協力する組織ができました。
これが電気接続事業者です。

ISPは

もちろん例なので本当にこのような流れでてきたかはわかりませんが、
インターネット、ISP、電気通信事業者を理解する上では問題ないと思います。

見ると理解が深まる
・ISP
https://ja.wikipedia.org/wiki/インターネットサービスプロバイダ
・ISPと通信事業者
https://www1.gifu-u.ac.jp/~hry_lab/book/1provider.pdf
・ARPAnet(インターネットの起源)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ARPANET

※今回紹介したこと以外にもIXなどの色々な事業が存在しますが、今回はネットワークの基本の概要について書いているのでインターネットの詳しい説明については今後書く予定です。
(僕もまだまだ勉強しないといけないのもあるので)

豆知識

インターネットで大きな役割を果たしているのがISPと電気通信事業者だということは分かっていただけたと思いますが、インターネット上にこの二つの要素では足りないのです。
それは、コンピュータです。コンピュータを提供する会社があります。
スマホの場合、auやsoftbankなどがあります。

つまり、インターネット上に必要な要素は
・コンピュータメーカー
・電気通信事業者
・ISP
ということになります。

まとめ

・ネットワークにはLANとWANがある
・LANは組織内でのネットワーク
・LANとLANを繋ぐのがWAN
・インターネットは無数のLANの接続による巨大なWAN
・インターネットはコンピュータメーカー、電気通信事業者、ISPによって成り立っている。

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