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3年先もエンジニアでいたいなら今から押さえておけよ的なテクノロジーのメモ

Last updated at Posted at 2018-11-26

「3年先の稽古をしろ」という言葉が相撲界にはあるそうです1。ITに携わる人も同じですよね。先を見据えて勉強しておくことは大切です。
3年後には当たり前になってそうな技術について最近気になったものをピックアップしました。
ざっくり3行で解説します。

注意

本ページですが、初稿が 2018/11 で、その時分の情報をもとに書かれています。

HTTP/3

(参考リンク)

NIDD (Non-IP Data Delivery)

(参考リンク)

5G

  • 第5世代移動通信システムのことで、現行の第4世代の通信規格(LTE通信など)に続く、次の通信規格。
  • 10Gbps以上の高速・大容量通信、1ミリ秒の低遅延、99.999%の信頼性、LTEの100倍の同時接続を目標としていて、映像の高画質・低遅延化や自動運転やロボティクス、エッジコンピューティングやVR/ARでの活用が期待される。
  • 日本では2020年にサービス開始が予定されている。
(参考リンク)
(さらに参考)

エッジコンピューティング

  • 中央サーバなどが送られてきたデータを全て処理する従来の方法とは対照的に、ネットワークのエッジ(端、縁)のコンピュータでいろいろ処理しようというのがエッジコンピューティング。
  • エッジコンピューティングの例として、情報の処理・判断がその車上で行われる自動運転処理などや、監視カメラでの画像解析といった技術があげられる。
  • 5Gサービスの普及とともにエッジコンピューティングが行えることも広がり、この周辺のビジネスの世界も変わってくるだろう。
(参考)

MaaS

  • MaaS(マース)は、Mobility as a Serviceの略。車を所有せずに、使いたいときだけお金を払って車を利用するサービス、または、移動手段の提供サービス。
  • 自動運転技術やカー・ロボティックスの発展などを背景に100年に一度の転換期を迎えている自動車業界で、今後「マイカー」戦略に変わる新しい戦略の切り口となるかもしれない。
  • これもまた、5Gやエッジコンピューティングなどインフラの拡張によって、発展の加速が期待されるビジネス分野である。
(参考)

テレイグジスタンス

  • テレイグジスタンスは、バーチャルリアリティの一分野で、遠隔にいながら物事を操作したりする技術2
  • 5G環境による高速通信、低遅延、そしてVR技術の進歩に伴い、今後さらに発展が期待できる分野。
  • 作業困難場所でのロボットの操縦操作はもとより、テレワークといった働き方での活用といったことも考えられる。最近は、出社が困難な障害者や難病患者の就労を支援できるのではないかと注目されていたりする3
(参考)

高精度GPS「みちびき」

  • 2018年11月1日より、日本版GPSを担う衛星「みちびき」の4基体制の本格運用が始まった。
  • これにより、山間部や高層ビルの谷間などで生じていた位置表示の乱れや大きな誤差の問題が修正される他、誤差数センチレベルでの位置情報取得が可能となるとのこと。
  • ナビゲーションの精度が上がるのはもちろん、自動運転や自動操縦、農業分野、建設・建築分野での自動化・効率化、災害対策・災害時情報発信などでの活用が期待できる。
(参考)

(以上)


  1. 火ノ丸相撲』で知りました。 

  2. 『トリコ』のGTロボで知りました。 

  3. 株式会社オリィ研究所のOriHimeなどがメディアでよく取り上げられている。 

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