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【AWS×Docker】RancherOS上でDrupalの雛形を立てる

Last updated at Posted at 2019-11-10

概要

最近Drupalを良く聞くようになったのでAWSの無料枠を駆使して雛形サイトを構築する

Amazon EC2(t2.micro)
-RancherOS HVM

AWSMarketplaceでRancherでググると出てきます。
※ベンダーの推奨スペックとしてはt2.small以上とのこと
 今回は無料枠で行くので逆らってmicroです。
image.png

ちなみにRancherOSはRancherとは異なります!
RancherOS自体はコンテナ管理に特化した超軽量OSになります。
なんとOSイメージそのものは40MBほどのサイズです。

セキュリティグループ
RancherOSでインスタンスを作ると自動で下記のようなセキュリティグループができる
インバウンドの設定でTCP8080を追加しておくこと
-RancherOS - HVM~~
image.png

Docker
-使用コンテナ
 開発用途としては微妙らしいのでガッツリ開発したい、って人は別の方法のほうがいいです。

下準備

EC2
いかんせんt2.microなのでリソースが常に枯渇の危機、少しでもマシにするため小細工します。

sudo vi runcmd.yaml

runcmd:
- sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=2048
- sudo chmod 600 /swapfile
- sudo mkswap /swapfile
- sudo swapon /swapfile
sudo ros config merge -i runcmd.yaml

何をやっているかというと2Gのswap領域を作ってOS側でswapを使うように設定しているのですが、
RancherOSで環境もろもろのことを変更するにはros configコマンドで設定変更しないといけません。

runcmd.yaml内にOS起動時にswapの有効化を行う指示を書き
ros config merge コマンドで環境設定に反映しています。
↑これを行ったら一度インスタンスを再起動してみてください。
再度立ち上がった後 swapon -s コマンドを入力してやればswapが有効になっていることがわかるはずです。

本題

SSH接続でインスタンスに入る。※他のOSと違ってユーザーは[rancher]なので注意!
下記のコマンドを叩くだけ

docker run --name some-drupal -p 8080:80 -d drupal

http://{{パブリックIP}}:8080 で接続できる
うまくつながらない場合はセキュリティグループの設定を見直して

image.png

こんな感じの画面が表示されていたらOKです。
後は画面の手順に従って初期インストールを行ってください。
SQLite以外のDBを使う場合はこれとは別にDBのが必要です。

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