回線利用率と伝送時間の計算式
回線利用率(%)=伝送するデータ量÷伝送量(bps)×100
伝送時間(秒) =伝送時間=実際に送受信しているデータ÷通信速度
例題
令和元年度秋期 問30
10Mビット/秒の回線で接続された端末間で,平均1Mバイトのファイルを,10秒ごとに転送するときの回線利用率は何%か。ここで,ファイル転送時には,転送量の20%が制御情報として付加されるものとし,1Mビット=10⁶ビットとする。
解き方
実際に伝送しているデータ量:1Mバイト+0.2(20%のデータ)=1.2Mバイト
1秒あたりのデータ量:1.2Mバイト÷10=0.12Mバイト
回線速度(秒):10M÷8=1.25Mバイト/秒
回線利用率(%):0.12÷1.25=0.096=9.6
システムの稼働率を求める計算式
直列システムの稼働率=装置Aの稼働率×装置Bの稼働率
並列システムの稼働率=1-(1-装置Aの稼働率)(1-装置Bの稼働率)
セキュリティ対策
・SIEM(シーム):様々なシステムの動作ログを管理し、セキュリティ上の脅威となる事象を検知して分析する。
・ファジング:データを多様なパターンで大量に入力し挙動を観察。脆弱性を見つける検査手法
RAMについて
・RAM:読み書き可能のメモリ。揮発性※ROM:読み出し専用のメモリ。不揮発性
→DRAM:主記憶に用いられる。リフレッシュ(再書き込み)可能。価格は安価
→SRAM:キャッシュメモリに用いられる。価格は高価。フリップフロップ回路で構成(高速)
SQL(並び替え/グループ化)
・並び替え:ORDER BY ※昇順(ASC) 降順(DESC)
SELECT ○○ ORDER BY 列名 ASC(DESC)
・グループ化:GROUP BY
・グループに対して条件を付与する:HAVING
GROUP BY 列名 HAVING グループに対する条件
ディスパッチ
実行可能なタスクに対してプロセッサの使用権を割り当てること
不正のトライアングル理論
不正のトライアングル理論における3要素
・機会(Perceived Opportunity):不正を行うための手段や環境が整っている状態
・動機(Perceived Pressure):個人が不正行為を実行することを欲する主観的事情
・正当化(Rationalization):不正行為を合是認しようとする思考過程
3要素が単独ではなく相互に作用することで不正行為の発生につながる