ポートって何?
1つのサーバーと複数のサーバーを繋ぐためにあるものです。
分かりにくいと思うので具体例を示しながら説明していきます。
サーバーって何?と思った方は先にこちらの記事を読んでください。
サーバって何なの?
具体例
サーバーといってもいろいろな種類があります。
WEBサーバーだったり、データベースサーバーだったり、メールサーバーなど。
本来であれば、それぞれの機能ごとにサーバーを用意しますが、
そのようなことをしなくても、1つのサーバーで複数の機能を展開できます。
その仕組みがポートなのです。
つまりこれからはどのIPアドレスのどのポートに接続するかを考えなくてはなりません。
例:WEBサーバーの80というポートに接続する。
※余談ですが、WEBサーバーなら「80」、メールサーバーなら「3306」など決まっているものもあります。既に利用されているポートは利用できません。
ポートのおさらい
WEBサーバーを例にしてまとめてみます。
WEBサーバーは以下の手順で通信しています。
①80ポートでHTTPリクエストを受け付ける
②要求されたものを探したり、処理を行う。
③リクエストしてきたものに対してのコンピューターに返答する。
HTTPとはページ内で必要なCSS、JSなどのファイルをWEBサーバーにリクエストするためのフォーマットみたいなものです。このフォーマットでリクエストしないと正しく受け取ってくれないみたいなイメージでいいと思います。