LoginSignup
0
0

More than 5 years have passed since last update.

(4/4)Tsunagu 連携アプリパック for 勘定奉行 を使ってみる!~kintoneから勘定奉行への連携編~

Last updated at Posted at 2019-03-05

1.はじめに

何回かに分けて、Tsunagu 連携アプリパック for 勘定奉行の使い方について書いています。

1.1.ご注意ください

●本資料および本資料に関する弊社からの提供物は、使用者の責任で使用ください。
●本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名等は各社の商標または登録商標です。

2.これまでの流れ

前回はkintoneにスペーステンプレートをアップロードし、そこからスペースとアプリを作成しました。今回はアプリを紹介したいと思います。
※これまでの流れは 前回の投稿 をご覧ください。

3.[物品購入申請]アプリへのレコード登録

まず初めに、kintoneの[物品購入申請]アプリに、仕訳伝票のもとになるデータを登録しましょう。

1.kintoneの[物品購入申請]アプリにアクセスします。続けて[+](レコードを追加する)アイコンをクリックします。
image.png

2.サンプルデータを入力し、[保存]ボタンをクリックします。
image.png

3.画面が表示状態に切り替われば、レコードの追加は成功です。
image.png

4.次に、このデータを上長に申請するため、[申請する]ボタンをクリックします。表示されたダイアログの[実行]ボタンをクリックします。
※サンプルアプリではユーザ登録を行っていないため、全ての操作を[Administrator]ユーザで行います。

5.ステータスが[上長承認中]に変われば、申請は成功です。
image.png

6.次に、このデータを承認し、経理部に回付するため、[承認する]ボタンをクリックします。表示されたダイアログの[実行]ボタンをクリックします。
※サンプルアプリではユーザ登録を行っていないため、全ての操作を[Administrator]ユーザで行います。
image.png

7.ステータスが[承認]に変われば、承認は成功です。
image.png

8.次に、勘定奉行に連携するために必要なデータを追記するため、[レコードを編集する]ボタンをクリックします。
image.png

9.サンプルデータの[経理部使用欄]を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
image.png

10.次に、このデータを勘定奉行に連携するため、[奉行に連携する]ボタンをクリックします。表示されたダイアログの[実行]ボタンをクリックします。
image.png

11.ステータスが[奉行連携待ち]に変われば、ステータスの変更は成功です。
image.png

4.Tsunagu for 奉行によるデータの変換

次に、kintoneの[物品購入申請]アプリに登録したデータを、仕訳伝票に変換してみましょう。ここでもサンプルスクリプトを使用して処理を行います。

image.png
※OBC受入形式データ : 奉行シリーズ用の受入記号付きのデータ形式です。OBC受入形式データのデータ形式は、奉行シリーズ製品のヘルプで参照することができます。

1.Tsunagu Studioにある[マイ プロジェクト]アイコンをダブルクリックしてください。
image.png

2.これまでの手順でアップロードした[アプリパック for 勘定奉行]をダブルクリックし、プロジェクトを[デザイナ]で開きます。
image.png

3.[パッケージエクスプローラ]で[物品購入申請アプリからの連携]をダブルクリックします。
image.png

4.画面上部の[スクリプトのデバッグ実行の開始/再開]ボタンをクリックし、スクリプトを実行します。
image.png

5.[スクリプトの実行に成功しました]のダイアログが表示されれば、実行成功です。
image.png

6.Windowsの[エクスプローラ]で以下のフォルダにアクセスすると、CSVファイルが作成されていることが確認できます。
 フォルダ ⇒ C:\Program Files\Tsunagu\server\home\root\アプリパック for 勘定奉行
image.png

5.勘定奉行への仕訳伝票データの受け入れ

5.1.勘定奉行を起動する

1.[勘定奉行V ERP10]を起動し、[メインメニュー]から[導入処理]-[2.会計期間設定]-[1.会計期間選択]を選択します。
image.png

2.[会計期間選択]画面で適切な会計期を選択します。
image.png

5.2.勘定奉行にインポートする

1.[勘定奉行V ERP10]を起動し、[メインメニュー]から[随時処理]-[3.汎用データ受入]-[3.仕訳伝票データ受入]-[1.仕訳伝票データ受入]を選択します。
image.png

2.[仕訳伝票データ受入 – パターン選択]画面で[新規]ボタンをクリックします。
image.png

3.[仕訳伝票データ受入 – 受入条件設定]-[基本設定]タブで設定を行います。
image.png

4.[仕訳伝票データ受入 – 受入条件設定]-[受入ファイル選択]タブで設定を行います。
image.png

5.[受入開始]ボタンをクリックし、受入処理を実行します。
image.png

6.[仕訳伝票データ受入 – 受入結果確認]画面の[未受入データ]の伝票件数、ファイルの行数ともにゼロであれば、受入処理は成功です。
image.png

5.3.受け入れた仕訳伝票を確認する

1.受け入れたデータは[仕訳処理]画面([メインメニュー]-[仕訳処理]-[仕訳処理])で確認できます。
image.png

6.最後に

 ここまでの手順でTsunagu 連携アプリパック for 勘定奉行(以下、連携アプリパック)に入力したデータをダウンロードし、勘定奉行の仕訳伝票データに変換した後、勘定奉行にインポートすることができました。Tsunagu for 奉行を使うことで、煩雑なkintoneアプリからのデータのダウンロードや、データ変換作業をカンタンに実現し、手間をかけずに運用することができます。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0