haxelibでライブラリを追加するとこれまでグローバルな場所に登録され、追加・削除を繰り返すとゴミ箱のようになっていてそれが嫌だった。
haxelib setup
コマンドは内部的に書き込み可能なディレクトリかチェックして、そのパスを~/.haxelib
に書き込んでいるだけなので、ディレクトリの中身を削除するなり~/.haxelib
を書き換えるなりの方法で掃除することはできた。
それも面倒だなと思ってGitHubのhaxelibリポジトリを調べたら、プロジェクト単位でライブラリを管理できるようになるhaxelib new
コマンドが追加されていた。
インストール・使い方
まだリリースされていない機能なのでリポジトリからビルドする。OSX, Homebrewであれば--HEAD
オプション付きで。
$ brew install haxe --HEAD
haxelib new
コマンドを打つと.haxelib
ディレクトリが生成され、以降このディレクトリでhaxelibからインストールするライブラリはこのディレクトリの下に入る。
$ haxelib new
$ ls -a
. .. .haxelib
$ haxelib list
$ haxelib install lime > /dev/null
$ haxelib list
lime: [2.0.5]
$ ls .haxelib
lime
haxelib delete
コマンドを使えば再びグローバルなディレクトリを参照するようになる。.haxelib
ディレクトリを削除しても同様。