LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

【クエリビルダ:拡張表現】RowSkip文を使ってみる

Posted at

この記事では、拡張表現のひとつRowSkip文を使用してみます。
Dynamic 365 Business Centralのデータモデルを利用して、RowSkip文の結果がどのようになるかを見ていきます。

Sharperlightアプリケーションメニューからクエリビルダを起動します。
フィルター領域に以下のような設定を行います。
製品には、Dynamic 365 Business CentralCompanyDEFAULTテーブルにはG/L Accountを指定します。
image.png
出力領域には、以下のようなフィールドを設定します。
image.png
設定が終わったら、プレビュー機能で早速クエリのチェック!
image.png
では、RowSkip文を追加します。
クエリに戻って、出力領域の右クリックから拡張表現を追加を選択します。出力オプションダイアログが開いたら、関数一覧よりRowSkip文を探し、ダブルクリックで上部エディタ領域にテンプレートを転送します。
image.png
テンプレートを下記のように編集します。Account TypePostingの場合にその行をスキップするといった定義です。

RowSkip( {%AccTyp}="Posting")

OKを押すと、データ型をBooleanにしますというメッセージが表示されるので、Yesを選択します。
image.png
では、プレビュー!!
Account TypePostingの行が全てスキップされていますね。
image.png
これは、フィルターでAccount Type != "Posting"とすれば済む話なんですが、RowSkip文を確認する意味でこのような使い方をしました。

尚、今回使用したDynamic 365 Business Centralのデータモデルは、現在のところ英語表記のみです。しかしながら、日本語辞書を設定すれば日本語表記になる機能は備えています。Sharperlightは多国言語対応です。

では、失礼します。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0