質問
コミュニケーション
新人プログラマ応援

はじめに

ちょっと前まで質問される立場でしたが、転職を機にまた質問する側になりました。
たまたま社内向けwikiにあったページも参考にしつつ、自分の経験も加えてより良い質問と回答について考えて見たのでつらつらと書き綴ります。

あくまで「俺的」なので、各人の環境にはそぐわないかもしれません。

※以下質問する側を「質問者」、質問される側を「回答者」とします

前提

  • 質問されること自体を嫌がる人はいません
  • 回答者はどんなに忙しくても質問には真摯に答えたいと思ってます

質問アンチパターン集

「お疲れ様です」

こんなの

挨拶は大事ですが、チャットで挨拶だけ送るのは無意味です。
挨拶だけを送られた回答者は「続きがあるんか?」と画面前で待機することになります。忙しい人をチャットに張り付かせるのはよくないですよね。

チャットで「お疲れ様です」を言う必要は無いと思いますが、それでも言いたいという方は本題もまとめて送りましょう。
結局それが最速で回答を得る方法になります。

「今忙しいですか?」

2003800.png

業務時間内なら忙しいのが普通です。そうじゃないこともあるかもしれませんが、忙しいだろうという前提で考えた方が摩擦は少ないです。
ましてや、回答者は所謂「できる人」であることが多いので、仕事が集まりやすい傾向にあります。

少なくとも「忙しい?」って聞かれて「忙しいよ」と答える時間は惜しいはずですので、さっさと本題に入った方がお互いのためです。

「お時間よろしいですか?」

ついつい言ってしまいがちですが、冷静に考えるとヤバい一言です。
何を求められてるのか、どのくらいかかるのかもわからないのに「時間を確保しろ」と迫るのはヤバいでしょ。
あなたがソフトウェアベンダだったとして、工数どころか何を作るかもわからない仕事の契約書にサインできますか?

理想的なのは「〇〇について相談したいので××分ほどいただけますか?」って感じでしょうか。
内容と時間の見積もりがあれば時間を確保できるかどうかの判断ができます。

「くだらない質問なのですが…」

くだらない質問かどうかは回答者が決めることですし、例え回答者にとってくだらないことだったとしても「ggrks!」とか言って無下に扱うようなことはありません。
それよりも「くだらないことのためにお前の時間を使わせてくれ」と言われるのはどんな気持ちか想像してみましょう。たいていの場合、回答者は質問者より忙しいことを踏まえたうえで。

そう考えるとこの枕詞にはなんの意味もないことがわかります。むしろ「私にとっては大事なことなんです」というスタンスで質問した方が、回答者としても優先度を上げようという気になるのではないでしょうか(言葉にする必要はありませんが)。

「〇〇が××で云々…どうしたらいいですか?」

いわゆる丸投げというやつです。
丸投げされると回答者の負担はかなり大きくなるので、可能な限り自分なりの考えを整理してから、それが妥当かどうか聞きにいくようにした方が良いでしょう。

とはいえ、全く取っ掛かりも掴めないこともありうるので、そういう時は素直に「〇〇さんならどうしますか?」とか「実際にやるところを見せてもらいたい」と言うのもありです。それならそれで快く応じてくれるはずです。

より良い質問のための提案

  1. まずどんな質問をするか言語化してみる
    • 一度文章に起こしてみると思考が整理されます。
  2. 答える気になって、言語化された質問を見てみる
    • 「答えがわからない」ならOK
    • 「何を言ってるかわからない」とか「何を聞きたいかわからない」ならNG
    • そういう質問は誰に聞いても困惑されます
    • うまく質問にできないときは、自分が置かれている状況と目指してる方向を考えてみるのが良いでしょう
  3. あとはコピペしてチャットで送ればおk

回答アンチパターン集

ここからは自戒も込めて、回答する立場のアンチパターンを

「自分で調べろ」or「自分で調べた?」

たいていのことはgoogle先生に聞けばわかるとはいえ、特に新入社員だとそもそも何をどう調べたらいいのかわからないという状態のことも多いです。
「自分で調べろ」で済ませるのでなく、ググるにしてもどうすれば効率よく欲しい情報にたどり着けるかは先達として示したいところです。

「俺がやるから貸してみろ」

実装上の問題だと「ぶっちゃけ俺がやった方が早い」ということは往々にしてあるのですが、それをやっちゃうと質問者からしたら「なんかよくわからんまま終わった」となってしまいますので、よほど逼迫してない限りはやめといた方がいいでしょう。
方針を示したりヒントを与えるにとどめて、あとは自分の力で解決するように仕向けた方が力がつきますし、巡り巡って質問が減るのでWin-Winですね。

私はついついこれをやってしまいがちなので、改めるように心がけています。

「…何?(不機嫌)」

タスクガン積み状態で質問が飛んできたりするとイラっとすることはありますが、大人の対応を心がけましょう。
「怖いから質問しづらい」という状況は後々になって必ず災いを呼びます。
少なくとも表面上は愛想よく振る舞わないといけません。
例え同じことを何回も聞かれたとしても、それは自分の答え方が悪いから質問者の身についてないんだと戒めましょう。

より良い回答をするための提案

  1. どうすれば同じ質問を何度もしないで済むかを考える
    • つまり、ちゃんと回答するのは回答者のためでもあります
    • そのためには「魚を与えるのでなく魚の釣り方を教える」アプローチが必要になります
  2. 常に機嫌よく。他の仕事が忙しくても質問に答えるときは切り替える。
    • どんなに忙しかったとしても、それに関して責任の無い質問者に八つ当たりするのはやめましょう

おわりに

質問は業務とは不可分なので、お互いに気持ちよくいられるようなやり取りを心がけたいですね。