概要
Microsoft Teamsのチャットに添付したファイルを相手が開こうとすると、以下のようにアクセス許可がなく開けない場合がありましたので、備忘録として対処法を記載します。
手順
手順1
One Driveにアクセスします。
手順2
右上の歯車マークを選択し、OneDriveの設定を選択します。
手順3
手順4
「機能とストレージ」の「サイト コレクションの機能」を設定します。

手順5
「制限付きアクセスのユーザーのアクセス許可ロックダウン モード」を「非アクティブ化」に設定します。(完了)
補足
- Teamsのチャットで共有したファイルは、送信者のOneDriveに保存されるようですが、このOneDriveの設定で「アクセス許可ロックダウン モード」が有効 or 無効になっているかで、ファイルのアクセス権限が変わるため、開けなくなる場合があるようです。
- 非アクティブ化した後は既にTeamsに添付していたファイルも開けるようになります。
この設定はSharePointのOneDrive全体に適用されるらしく、過去にアップロードされたファイルも同じOneDrive上にあるので、同時に権限が緩和されるようです(ただし反映には数分~数時間程度、時間が掛かる場合があります)。 - Teamsチャットで添付したファイルはOneDriveの共有リンクを使いますが、「特定のユーザーのみ」か「組織内の全員」かで挙動が変わるようです。なのでロックダウンモードが有効でも、リンクが「特定ユーザー」ならアクセスできることがあります。


