ちょっと士業情報が多すぎてどこの事業者が低コストでやってくれるか探すだけでも時間がかかりそう。
1件1件電話で確認してたらあっという間に1日終わってしまう。
とりあえず中央区で検索してなんとか38件に絞り込むことができた。
とはいえ1件1件送っていくのは正直手間がかかる。
んーでも38件だしなぁ...手動でやっても15分ぐらいで終わるかな...
でもなぁー時間じゃなくてなぁ、、、なんかこう、、、効率悪いなぁ、、、
と、しょうもない衝動に駆られる。
というか手動でのミスを防ぎたい思いが第一。
ならばリスト化して全部一斉送信しちゃおう、と思い立つ。
事業復活支援金とは全く関係のない、弊社で開発している案件のAPI側の環境を利用してとりあえず組み込んでみる。
スクレイピングしたら楽なんだろうがやり方わからないし、今回は手動でリスト化していく。
さすがに200件とか何千件もあるならリスト化もスクレイピングでなんとかやるが今回そこまでやる必要はないでしょう。
配列に書いていっても良かったが、ファイルが縦長になるのがなんか嫌だったのでDBに書き込んでいく。
これもローカル環境だから一斉送信終わったらmigrate:fresh --seed
し直すだけで元通りになるので暫定的にちょっとテーブルを借りる。あ、laravelです。必要なのはuser_nameとemailだけだ。
<?php
use Illuminate\Support\Facades\Route;
/*
|--------------------------------------------------------------------------
| Web Routes
|--------------------------------------------------------------------------
|
| Here is where you can register web routes for your application. These
| routes are loaded by the RouteServiceProvider within a group which
| contains the "web" middleware group. Now create something great!
|
*/
Route::get('/', function () {
\App\Models\User::all()->each(function ($user) {
// mailDevでも確認してはいるが、正式送信でも一応確認はしておく。
if ($user->email === 'mg1986jp@gmail.com') {
return Illuminate\Support\Facades\Mail::send(new App\Mail\TestMailable($user));
}
});
return view('welcome');
});
<?php
namespace App\Mail;
use App\Core\Mails\BaseMailable;
use App\Models\User;
use Illuminate\Bus\Queueable;
use Illuminate\Queue\SerializesModels;
class TestMailable extends BaseMailable
{
use Queueable, SerializesModels;
/**
* @var User
*/
public User $user;
/**
* @param User $user
*/
public function __construct(User $user)
{
parent::__construct();
$this->user = $user;
}
/**
* Build the message.
*
* @return TestMailable
*/
public function build(): TestMailable
{
return $this->to($this->user->email)
->from('masaya.goto@gild.co.jp', '後藤允哉')
->subject('事業復活支援金の事前確認依頼')
->view('test');
}
}
{{ $user->user_name }}様<br>
お世話になっております。<br>
株式会社GILDの後藤です。<br>
<br>
事業復活支援金の事前確認の件で問い合わせさせていただいております。<br>
以下から検索に上がってきましたのでご連絡させていただいております。<br>
https://reservation.ichijishienkin.go.jp/third-organ-search/search?prefName=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&prefNameTmp=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&cityName=%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA&cityNameTmp=%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA&storeName=&storeNameTmp=&_twcondition1=on&twcondition1=area&_twcondition1=on&_twcondition1=on&twcondition2=can&_twcondition2=on&page=1&searchType=1<br>
<br>
<br>
1.本人確認書<br>
2.確定申告書類の控え<br>
3.2018年11月以降の取引を記録している、帳簿書類<br>
履歴事項全部証明書<br>
4.2018年11月以降の取引を記録している、通帳<br>
5.誓約同意書<br>
https://jigyou-fukkatsu.go.jp/assets/files/f_kakunin_leaflet.pdf<br>
<br>
事前確認に際して上記必要書類なのですが、少しだけ足りない書類があるので事業復活支援の方に問い合わせてみました。<br>
<br>
<br>
<div style="font-size: 16px">## 不足書類その1</div><br>
2.確定申告書類の控え<br>
これは手元にあり、念の為、事業復活支援の方に問い合わてみたところ事前確認に際しては確定申告書類の控えだけで良いとのことでした。<br>
しかし、事前確認後の申請に関しては法人事業概況説明書が必要とのことでした。<br>
申し訳ないのですが弊社の方でこの法人事業概況説明書を管理しきれておらず、ない期が2019年度と2021年度と2期分あります。<br>
2020年度の法人事業概況説明書はございます。<br>
これがないと、事前確認は乗り切れても申請時に申請できないので、これに関して会計士などの確認事業者に作成いただく等の対応が必要と言われていますが対応できますでしょうか?<br>
https://reservation.ichijishienkin.go.jp/third-organ-search/search?prefName=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&prefNameTmp=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&cityName=%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA&cityNameTmp=%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA&storeName=&storeNameTmp=&_twcondition1=on&twcondition1=area&_twcondition1=on&_twcondition1=on&twcondition2=can&_twcondition2=on&page=1&searchType=1<br>
<br>
これに関する懸念点は費用面です。<br>
https://reservation.ichijishienkin.go.jp/third-organ-search/search<br>
<br>
> 国から事務手数料(2,000円/件(一部確認の場合は1,000円/件))をお支払いする機関では、事前確認の手数料は無料です<br>
<br>
と記載がありますが、もし対応いただける場合この事前確認に含まれるのでしょうか?<br>
含まれない場合、検討の判断材料とさせていただきたいので見積もりをいただきたいです。<br>
<br>
<div style="font-size: 16px">>## 不足書類その2</div><br>
4.2018年11月以降の取引を記録している、通帳<br>
オンラインバンキングしか使用していないのですがネット上では現在日より24ヶ月前のデータしか取得できず、2020年5月以降の取引の記録しかないのですが、これに関して、事業復活支援の方では会計士などの確認事業者に判断いただく流れとなっているとのことでしたが、2018年11月以降の取引が必要でしょうか?<br>
補足情報として、基準期間は2020年11月〜2021年3月のものを用いたいので、2020年5月以降の取引の記録があれば減少率の参照比較はできるので2018年11月以降に固執する必要はないのではないかと個人的には思いますが如何でしょうか。<br>
https://jigyou-fukkatsu.go.jp/assets/files/f_kakunin_leaflet.pdf<br>
<br>
<br>
その他必要な書類は全て揃えております。<br>
御社事業所か指定場所へ伺わせていただき確認を行っていただけたらと考えておりますが如何でしょうか?<br>
宜しくお願いいたします。<br>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>
【GILD inc.】https://gild.co.jp<br>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>
株式会社GILD<br>
代表取締役<br>
後藤 允哉 / Masaya Goto <masaya.goto@gild.co.jp><br>
〒105-0054 東京都中央区勝どき6-3-2<br>
TEL:03-3534-8020<br>
FAX:03-3534-8021<br>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br>
手動でリスト化に一番時間かかったので結局15分以上は費やしましたが25分程度で完成といったところでしょうか。
しかし、手動によるミスを防げるという観点ではその10分オーバーには価値があると思っています。
申請期間が5/31までなのであと12日しかないので即興ですがこんな感じで作ってみましたー。
自動化メールって大体ご担当者様へ
からのものが多く本当に誰にでも当てはまるようなものが多いのですがここをちゃんと事業者名を入れるだけで心象も結構変わってくると思います。
相手にとって良い自動化と弊害となる自動化とありますが、今回は前者なのではないかなと思っています。
今夜中の4時です。
一応心象的なところで朝10時ぐらいに送るようにします。
メールがない事業者さんもいたので
if ($user->email === 'mg1986jp@gmail.com')
をif ($user->email)
に変えてブラウザ読み込むだけです。
以降は返ってきたメールに個別で対応していくだけの流れですね。
最後にenvをローカル用に戻して元通りです。
今回あくまでも即興のために全く関係ないシステムの環境を借りただけなので。笑
今回は即興でしたがメールに限らずシステムの自動化ご相談承っております。
追記(果報は寝て待て)
この自動化が我ながらよかったので結果を共有したいと思います。
一応、事業復活支援金のHPには以下のように掲載はあります。
国から事務手数料(2,000円/件(一部確認の場合は1,000円/件))をお支払いする機関では、事前確認の手数料は無料です。
ところがだいたいは以下のような内容でしか受け付けてないところが多いです。
弊社の場合3月決算なのですが、2020年と2022年の決算の法人事業概況説明書を管理できておらず保持していなかったので、
事前確認費用)10,000 * 1確認 = 10,000
法人事業概況説明書作成)10,000 * 2期分 = 20,000
計30,000円かかることになります。
相手の士業の方も小遣い稼ぎのチャンスなので独自の手数料で受けるというのもものすごーく分かりますし、私も士業であれば同じことをしていたかもしれません。
しかし、これは事業復活
するための支援であり、本来であれば1円でも多くの収入と1円でも少ない支出にシビアになっている経営者も多いところに独自の手数料を設けてますなんて回答がきたのでは心象よくありません。
それでも数十万入るんだから数万円のロスなんて気にしないよ、って経営者はいるかもしれませんが、私の場合3万円浮かせられるなら浮かせて、いきなりステーキでも食べに行きたい思考になります。
一斉送信の返信は思いのほかすぐあったので、期限間近ということもありすぐ返信したくはなりましたが、世の中探せばいるものです。
(申請期間ともに事前確認期間も延長されましたけどね...)
30件ぐらいメールを送ったと思うのですが3件ぐらいは事業復活支援金の一環として無料でお手伝いさせていただきますという神士業の方がおられました。
本人に許可をとっているので紹介させていただきたいと思います。
山口佳彦税理士事務所
こういうところには一目おきたくなるのは当然で、今私は一人会社みたいなものなので給料計算やら法人決算書作成やら士業に頼まず全部自分でやってますが、正直そういう書類関係は別の人に任せてプロダクトにのみ注力したいので、もし今後、継続支援関係を結ぶならどこの士業に依頼しようかと悩んだときにこういった経験が活きてくると思っていいます。
最後の最後まで素晴らしい方でした。
ということで焦らずに、ちょっと待てばたくさん連絡は来るのでその中からチョイスするようにすれば最良な結果が残せるという共有でした〜。