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IBMのKubernetes関連トピックの最新リンク集 2017/12

Last updated at Posted at 2017-12-18

2017年3月23日に、IBM Cloud Container Service として Kubernetesのパブリック・クラウドのサービスが開始されて以來、この3ヶ月間で猛烈な勢いで英語記事がリリースされており、内容を表す見出しと要旨を列挙してみました。 オンプレ製品、プライベートk8sサービス、GoogleとIBM, PivotalとIBM などの連携もあり、IBMはk8sにとても力を入れています。

スクリーンショット 2017-12-18 23.40.27.png


暗号化k8sノードの提供

December 14, 2017
Encrypted Workers in the IBM Cloud Container Service

k8s Node をIBMでは Worker Node と呼ぶのですが、IBM Cloud で k8sのクラスタを作成する際に、暗号化ストレージを持ったノードを選択できるという紹介です。


プライベートIBM Cloudでk8sの提供開始

December 12, 2017
IBM Cloud Container Service now available for IBM Cloud Dedicated

IBM Cloud (元Bluemix) Dedicatedは、お客様専用のプライベートなクラウドサービスかつ、IBMのマネージドサービスです。このIBM Cloud Dedicated にk8sのサービスが追加されるというトピックです。


IBM Cloud デベロッパ・ツールCLI v1.1.0 に含まれるもの

December 12, 2017
What’s included in the IBM Cloud Developer Tools CLI version 1.1.0

IBM Cloud デベロッパ・ツール CLIは、Bluemixコマンドのプラグインで Webプロジェクトを作成、開発、デプロイするためのコマンド駆動型のツールです。


IBMとPivotal社のコラボにより、PKSとSpringで、WebSphereなどが利用可能に

December 6, 2017
IBM and Pivotal Advance Development for Spring Community

Pivotal社のイベント SpringOne Platform において IBMとPivotal社のコラボレーションによって、オープンソースのSpringフレームワークで IBM WebSphere, Db2, MQがアクセスできることが発表されました。 また、このコラボレーションでは、WebSphere Liberty や MQを含むIBMソフトウェアが、KubernetesベースのPivotal Container Service(PKS)上で動作することがサポートされることも、発表されています。


IBM Cloud k8s でのリージョン切替えコマンドの提供

December 4, 2017
IBM Cloud Container Service – Simplified Region Switching

IBM Cloud Container サービスは、Kuberetesのサービスで、続々と各地のデータセンターでサービスが開始されています。 東京データセンターでも2017年12月1日にサービスが開始されました。 bluemixのBXコマンドでログインするのですが、その後のターゲットにする各地のデータセンターを指定する方法についての記事です。

関連記事


IBM Cloud のk8sを含むアプリの監視方法のまとめ

December 8, 2017
How do I monitor my IBM Cloud applications?

アプリケーションの監視について、監視方法の種類、そして、オンプレミス環境、プライベートクラウド環境、k8sを含むパブリッククラウド、他社クラウドを横断的に、適切な監視方法と IBM Cloudでの監視ソリューションへのリンクが紹介されています。


IBM Cloud k8sノードの自動回復サービス

December 4, 2017
How Autorecovery Utilizes Consistent Hashing for High Availability

このk8sノードの自動回復システムは、Kubernetesバージョン1.7以降の既存のクラスターに導入できます。 自動回復サービスが、設定されたチェックに基づいて正常でないk8sノードを検出すると、このサービス機能は、k8sノード上のOSリロードのような修正アクションを開始します。


CloudNativeCon のIBM k8sに関連するセッション

December 4, 2017
Building Your Decoder Ring At CloudNativeCon
2017年12月5日〜8日にオースチンで開催されたCloudNativeConで、IBMが関係するk8sに関する活動のセッションについてのリンクです。各社クラウドベンダーの技術トップが集まったパネル・ディスカションなどのスケジュールや概要などが解ります。(どっかにアーカイブがあると良いんですがね。)


IBM Cloud スキーマティックスのチュートリアル

December 4, 2017
Automate deployment of environments using Infrastructure as Code

IBM Cloud スキーマティックスは、Terraformを使用して、IBM Cloud Infrastructure、Cloud Foundryアプリケーション、DBaaS,Watsonなどの様々なサービス、Kubernetesクラスターなどをプロビジョニングし、管理するツールです。このチュートリアルでは、スキーマティックに用意されているテンプレートを使用して、Apache Webサーバー、MySQL、PHPサーバー(LAMPスタック)およびObject Storageを使用して、Linux仮想サーバーをプロビジョニングします。 次に、テンプレートを設定してリソースを拡大し、環境(メモリ、CPU、およびディスクサイズ)を調整します。

スキーマティックス ホームページ

スキーマティックス関連 IBMページ

関連記事


IBM Cloud Private の実機でのチュートリアル・サイトなど

November 29, 2017
Get immediate hands-on time with IBM Cloud Private

IBM Cloud Private は、オンプレミスのサーバーにインストールできる Kubernetes プライベート・クラウドを構築するための Cloudソフトウェア製品です。 誰でもコミュニティ・エディションをインストールして利用できるのですが、ここでは構築済みの IBM Cloud Private にログインして体験していただけます。IBM Cloud Private のログイン画面が出たら、ユーザーIDにadmin、パスワードにadminとしてログインしてください。一人一回のみ利用可能な様です。


IBM Cloud k8s のログをSyslogへ転送する方法

November 23, 2017
Kubernetes Log Forwarding with Syslog

IBM Cloud k8s を利用する環境をセットアップする際に利用する bx cs コマンドで、ログの転送先を設定する機能があります。 これを利用して、任意のログサーバーへログを転送できる様になります。 また、kubectl に読ませる YAMLファイルにログ転送の設定を書くことができます。


IBM Cloud k8s のバージョンアップ方法

November 22, 2017
Keeping up-to-date with Kubernetes

2017年の最初のリリース1.5.6から、Kubernetesコミュニティは3つのマイナーリリース(v1.6、v1.7、v1.8)と25を超えるパッチリリースを提供しました。IBM Cloud k8s では簡単に最新化する方法を提供しています。


IBM Cloud Container ServiceがCNCFのKubernetes認定を取得

November 14, 2017
Kubernetes conformance certification, new security controls, additional data centers, improved UI, and Kubernetes 1.8

IBMのクラウド・コンテナ・サービスがクラウド・ネイティブ・コンピューティング・ファンデーション(CNCF)のソフトウェア適合テストに合格し、市場で初めて完全に認定されたKubernetes製品の1つであることが明らかになりました。 IBM Cloudのユーザーは、IBM製品のオープン性と可搬性に自信を持つことができます。


IBM Cloud k8s ロードバランサなどエッジノードと内部専用ノードのアクセス制限法

November 17, 2017
IBM Cloud Container Service Edge Nodes

ロードバランサーなど外部からをアクセスするノードと、データを管理するバックエンド・サービスが動作するノードを作り、二つに区別してポッドがデプロイされる方法に関する解説記事です。


Istio v0.2 の五つの特徴

October 26, 2017
Five Exciting Things About Istio v0.2

2017年5月24日、IBM、Google、Lyftの協力により、マイクロサービスの接続、管理、監視、およびセキュリティ保護を実現するオープンプラットフォームのIstioが開始されました。 今回発表したIstio v0.2には、Istio v0.1に比べて数多くの新機能と多くの改良点があります。
istio

Istioホームページ

Istio ソースコード

関連記事


Helm チャートとk8sによる高速デプロイ

October 25, 2017
Speed deployment on Kubernetes with Helm Chart – Quick YAML example from scratch
ヘルムチャートでは、KubernetesのYAMLファイルに厳密なテンプレートを適用し、簡単なhelm CLIコマンドを使用してコンテナ化された複雑なアプリケーションをビルド、パッケージ化、配布、および展開することができます。

HELMホームページ

Helm ソースコード

Helm関連の記事


オンプレ環境に構築できるIBM Cloud Private v2.1 提供開始

October 24, 2017
IBM Cloud Private V2.1 – Deploy Kubernetes and Cloud Foundry with ease in your data center

IBM Cloud Privateは、企業がクラウドへ移行できるようにすることに重点を置いています。 Kubernetesのようなコンテナ・プラットフォームの運用をIBMのパッケージ製品で構築できます。

日本語ページ

ドキュメント(英語)

関連記事


IBM Cloud での DockerEE提供を表明

October 18, 2017
Docker EE Comes to IBM Cloud

IBMとDockerは、IBM CloudのDockerを、IBMとDockerの共同ソリューションとして、2017年4Qにベータ版として提供する計画を発表しました。

dockerEE


IBM Cloud k8sとサービス・ポリシー

October 13, 2017
Kubernetes and Service Policies

サービスポリシーを利用すると、Kubernetesクラスタを表示またはアクセスできるユーザーを分けることができます。 この分離により、組織とスペース配備モデルに基づいてクラスタへのアクセスを管理することができます。


Codeship ProとIBM Cloud k8sとの連携

October 2, 2017
Using Codeship Pro To Deploy Workloads to IBM Container Service

簡単で人気のCIツール Codeship Proと IBM Cloud k8s を連携させて、簡単にアプリケーションをIBM Cloud k8sへデプロイする方法の紹介です。


IBM Cloud Appサービス・スタータ・キットの紹介

October 3, 2017
Cloud Native As A Competitive Necessity

IBM Cloud App サービス・スタータ・キットは、開発者がプロ​​ジェクトのための適切なプログラミング言語とフレームワーク技術を選択し、チーム環境を設定し、デリバリ・パイプラインのツールチェーンを有効にし、IBM Cloud Platform と IBM Cloud Private の Cloud FoundryまたはKubernetes環境に統合するよう導きます。


最後に

まだまだ沢山の記事やサンプルコードもあるので、続編もポストしたいと思います。

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