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【合格体験記】半年かけて確実に合格! AWSソリューションアーキテクト合格までの道のり 〜アプリケーションエンジニアがSAAを取得した話〜

Last updated at Posted at 2020-09-22

はじめに

 2020年9月21日、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(以下SAA)に合格しました。自分自身の勉強の方法やスケジュールに関してシェアする記事です。
 ネットには「3週間で合格しました!」などと短期間の学習での合格体験記もありますが、
「一回の受験でで確実に合格する」
「知識だけでは意味がないので、ハンズオンもちゃんと行う」
という方針の下、じっくり6ヶ月の時間をかけて勉強しました。

筆者のバックグラウンド

基本的にはフロントエンド(React)とバックエンド(Java,Go)ができるアプリケーションエンジニアです。AWSの経験としては、EC2、RDS、S3、Lambdaなどを少しだけ仕事で触ったことがある程度でした。その他のサービスに関しては、実務経験がゼロの状況で学習を開始しました。

受験の動機

IT系の資格としては応用情報技術者の資格を既に持っていました。
「何かIT系の資格もう1つくらいほしいなー」と思い、
情報処理安全確保支援士かSAAかで迷った結果、SAA取得を決意しました。

SAAを選んだ理由としては、
・ AWSの資格はグローバルに通用する資格だから。
・ インフラ系やアーキテクチャの設計とかにも仕事を広げられるかもしれないと思ったから。
・ なんかのランキングでAWSの資格が最近人気と聞いたから。
・ 「AWSの資格持ってます!」と周りの人に自慢してみたかったから。

下位の資格であるクラウドプラクティショナーを受ける選択肢もあったのですが、
頑張ればいけそうだったので、いきなりSAAの学習を開始しました。

学習教材

①【書籍】Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築
SAAに特化した書籍というわけではないです。VPC,EC2の一般的なサーバー構成に関して実際に手を動かして学習できる教材です。資格学習の導入として、書籍の内容を一通りハンズオンしてみました。

②【書籍】AWS認定アソシエイト3資格対策
SAAの範囲を一通り学習できる書籍です。インプット用の書籍とした何周か読みました。また、試験直前の問題演習期間に、練習問題の復習をする際にリファレンス的な使い方ができたので、非常に役に立ちました。
同書籍には練習問題が掲載されているのですが、その量は少ないのでこの書籍だけで合格は難しいと思いますが、情報のインプットとしては最適な書籍だと感じました。

③【Udemy】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
SAAの対策教材として有名な動画教材です。
サービス概要・ハンズオン・練習問題とバランス良く掲載されているので、時間のある人は一通りこなすのが良いと思います。
私は知識の取得だけでは意味がないと思い、こちらのハンズオンパートを一通りこなしました。実際にハンズオンをこなした方が、問題を解く際にもイメージしやすかったです。

④【Udemy】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
一番頼りにした教材です。かなり難易度が高く、かつ分量も多いです。ですが、こちらの問題をマスターすればほぼ合格は確実、だと感じました。
一度間違えた問題をチェックしつつ何度も何度も解き直しました。

⑤【Web問題集】AWS WEB問題集で学習しよう
問題集に関しては④でも十分なのですが、ダメ押しでこちらのサイトも有料プランを契約して利用しました。
SAAに関しては問題が1000問近くも掲載されています。細かすぎるような知識を問う問題もいくつか掲載されているのですが、よくできた問題も多数掲載されています。実際に試験を受けた際に出題された問題とほぼ同様の問題がこちらのサイトにも掲載されており、非常に感謝しているサービスの1つです。

スケジュール

段階 時期 学習方法
導入 2020年3月上旬 ・学習教材①を使ってハンズオン
インプット 2020年3月中旬〜5月末 ・学習教材②を使って知識のインプット
 →iPadで学習ノートを作成しつつ3週程度読む

・学習教材③を使ってハンズオン
問題演習① 2020年6月〜8月 ・学習教材④を使って問題演習
 →間違えた問題を中心に復習し、繰り返し演習

・オリジナルの一問一答集を作成・暗記
問題演習② 2020年9月 ・学習教材⑤を使って問題演習
 →時間がなくて一周しかこなせなかった。。。
本番 2020年9月21日 ・テストセンターにて受験
 → 合格!

学習ペース

試験直前の9月はほぼ毎日勉強していました(平日1〜2時間、休日1〜4時間程度)が、
それ以外時期に関しては勉強したり、勉強しなかったりという感じでした^^;

3月~8月は一週間の内、半数程度の日は勉強していたかと思います。
(これも半年くらい時間がかかった理由の1つです。。。。)

もうちょっと集中して勉強すれば短期間で合格できたのかな、、、とも思います。
AWSの資格はテストセンターの予約する形式なので、直前まで日程を決めずダラダラ勉強してしまったように思います。

学習に活用したツール

  1. iPad
    Apple PencilとGoodNoteというアプリを使って学習ノートを作成していました。何か勉強する際にはノートをとらないと気がすまない性格なので、この組み合わせは個人的には最強でした。

  2. SmaTan
    単語帳を自作できるアプリです。こちらのアプリで一問一答集を作成して暗記をしていました。

  3. Qiita
    Qiitaの記事に暗記事項とかをまとめていました。こちらのページなどに自分なりの視点で試験に出そうな部分をまとめました。試験直前になってからやりはじめたので、もうちょっと早めにやっておけば良かったなー、と思いました。

合格の目安

学習教材④ または 学習教材⑤ にて8~9割程度の正答率が安定する、ことだと思います。

8割9割という数字は完全に私の主観的な意見ですが、演習問題を解くことは非常に重要です。
紛らわしい選択肢が非常に多いので、問題を解きまくって正解を探す訓練をするのは大事だと感じています。

試験を終えての感想

  1. 実務経験なくても(実際にAWS触ってなくても)試験には合格できる
    知識だけでも合格はできます、、、が実際に触ったことがあると試験勉強はかどります。なので、主要なサービスだけでも良いのでハンズオンをこなしておくのがおすすめです。EC2,RDS,ELB(AutoScaling),S3くらいはやっておいて損はないかと思います。

  2. 最新の情報を取得するように心がけるべき
    AWSのサービスは日々更新しているので、古い情報で覚えてしまうと、間違った選択肢を選んでしまいがちです。Qiitaやブログで調べ物をすることも良いですが、なるべくAWS公式のドキュメントを読むようにすると良いです。

  3. 試験の日程は最初に決める
    自分で試験の日程を決めるスタイルなので、日程を決めずに学習をはじめてしまうとダラダラ勉強しがちです。
    最悪、日程は後で変更も可能なので、一度日程を決めて、スケジュールドリブンで学習をする、というのが効果的だと思いました。

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