はじめに
- 本記事は、Studio Web Appsの開発Tipsを扱います。
- 記事の内容は、個人の見解または確認結果であり、UiPath の公式見解ではありません。
- 製品仕様や参考画像は2025年10月7日時点のもので構成しています。
目次
# ローディングスピナー(処理中のぐるぐる表示)
# データバリデーション操作
# アプリタスクの作成
ローディングスピナー(処理中のぐるぐる表示)
■作り方①
- カスタムHTMLを配置し、HTMLとCSSを設定する(※1を参照)
- Bool型のアプリ変数を作成(上図の「isHidden」)
- メインページの読み込みイベントで「isHidden」を「True」に設定
- カスタムHTMLの非表示プロパティに変数:isHidden を設定
- 処理イベントの開始箇所で「isHidden」を「False」に設定
- 処理イベントの終了箇所で「isHidden」を「True」に設定
※1:
<!-- ローディングスピナー(HTML) -->
<div class="spinner"></div>
/* ローディングスピナー(CSS) */
.spinner {
width: 50px;
height: 50px;
border: 5px solid rgba(0, 102, 204, 0.2);
border-top: 5px solid #0066CC;
border-radius: 50%;
animation: spin 1s linear infinite;
}
@keyframes spin {
0% { transform: rotate(0deg); }
100% { transform: rotate(360deg); }
}
■作り方➁
- 処理イベントの開始箇所で「Appsのスピナーを表示/非表示」アクティビティを配置・設定
- 処理イベントの終了箇所で「Appsのスピナーを表示/非表示」アクティビティを配置・設定
データバリデーション操作
■作り方
- コンテナを配置
- 入力系コントロールを配置し、バリデーションのプロパティを設定
- コンテナコントロール.IsValid をみて処理対象を制御(上図は非活性のボタンをアクティブにする例)
(例:コンテナコントロール.IsValid = False)

アプリタスクの作成
開発したアプリ(Apps)をActions(Action Center)のタスクとして登録する方法を説明します。
■作り方
- アプリのプロジェクトでAction Schemaを定義する
- 確定ボタンなどの最後に「アクションを送信」アクティビティを配置・設定する
- アプリをパブリッシュ
- 「アプリタスクを作成」アクティビティを配置・設定する
Action Centerのタスクは登録先のフォルダに割り当てられたユーザーが操作できます。
このため、Orchestratorのフォルダ構成は次の様(一例)になります。
※Action Centerのタスクを登録するには対象フォルダへのアクセス権が必要です。このため、申請アプリなどではキューに値を詰めるまでとし、アクションタスクを登録するだけのプロセスを別途用意しましょう。
- アプリフォルダ ー タスク登録用ロボットアカウントX
- 申請アプリ ー Aさん Bさん(課長) Cさん(部長)
- 確認アプリ ー Bさん Cさん
- タスク登録(プロセス)
- root ー タスク登録用ロボットアカウントX
- 部署〇〇
- 一次承認者 ー Bさん
- 二次承認者 ー Cさん
さいごに
いかがでしたでしょうか。
上記はいずれもStudio Web Appsでアプリを開発するなら大抵は必要になるのかなとおもいますが
パッと探してもガイドが見つからなかったので記事にしました。
皆さまの開発に少しでもお役に立てば幸いです(・ω・)ノ
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