はじめに
ひさしぶりにScala + Play Frameworkを使ってみたら、昔書いた記事のとおりでは、warファイルを作成できなくなっていた。
しかも、playコマンドがなくなって（？）、activatorというコマンドを使うようだ。
いろいろ調べて、今（２０１４年９月）のScala + Playでwarファイルを作成できたので備忘録としてまとめておく。
使用しているバージョン
Scala 2.11.2
Play 2.3.4
activatorコマンドのメモ
プロジェクトの新規作成
$ activator new my-first-app play-scala
プロジェクトの実行
$ cd my-first-app
$ activator run
または、
$ activator start
runとstartの違いは、ホットデプロイできるのがrun。主に開発時に使うようだ。
実際の運用時に使うのがstartと思われる。
Eclipseでインポート
$ activator eclipse
と実行しておいてから、Eclipseで、File->Importする。
play2-war-pluginの導入
warファイルを作成するには、play2-war-pluginを導入する必要がある。
以前はプラグインを使うときには、project/Build.scalaにいろいろ設定を書いていたが、Build.scalaはもう使わないようだ。
プラグインなどの設定は、build.sbtとproject/plugins.sbtに書く。
play2-war-pluginに関係するところだけ抜粋する。
import com.github.play2war.plugin._
name := "appname"
version := "1.0-SNAPSHOT"
Play2WarPlugin.play2WarSettings
Play2WarKeys.servletVersion := "3.0"
Play2WarKeys.servletVersionの値が3.0なのは、AWSのElastic BeanstalkがTomcat7だから。
// Comment to get more information during initialization
logLevel := Level.Warn
// The Typesafe repository
resolvers += "Typesafe repository" at "http://repo.typesafe.com/typesafe/releases/"
// Use the Play sbt plugin for Play projects
addSbtPlugin("com.github.play2war" % "play2-war-plugin" % "1.3-beta3")
warファイルの作成
プロジェクトのホームディレクトリで以下のコマンドを実行する。
$ sbt war
sbt です。 activator ではありません。
正直、activatorから実行する方法がわかりませんでした…。
参考URL
http://cs.hatenablog.jp/entry/2013/12/15/234618
https://github.com/play2war/play2-war-plugin/wiki/Configuration