VR向けのAndroidビルドをしようとしたら、やり方が変わっていたのでググった情報が使えなかったので、非常に簡単なのですがおいておきます。
CardboardでVRをやる
AndroidではDaydreamがリリースされ、それに合わせたタイミングで少し前からVRへのビルド方法が変わってました。その方法を解説します。
大元の解説はコチラが本家です、これでわかる人は必要ありません。iOS向けの解説もあります。
Google VR SDK for Unity on Androidを使う手順
基本的に、unitypackageを入れるだけの話です。説明は以下にあります。
ここに書いてある記述の抜粋の意訳ですので、読んで分かる人は本家のを参照ください、それが確実です。
で、ちょっと手っ取り早くやりたい人向けに解説します。
必要なもの
ビルドに必要なものです、現時点の記述なので今後、変わる可能性はあります。
AndroidSDKとJava(JDK)
- Androidのビルドをすでにしている人は、あるはずですから以下は不要ですのでスキップして下さい。
- こちらかAndroidSDKがDLできます、SDKだけで良いので、ページ後半のところからDLをお勧めします。
- https://developer.android.com/studio/index.html
- 「ベーシックな Android コマンドライン ツール」と書いてあるところから選ぶと余計なIDEは入らない
- SDKマネージャーを起動（初回は勝手に起動されると思います）、 API level 9 以上をインストール
- Javaも用意していない人は必要です、勝手に案内されますが、ここからDL可能です。
- http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
- 「JDK」をクリックして使用しているOSに合わせてください
Unity
- 5.2.1以降が必要です
- 適宜、DLして下さい
Google VR SDK for Unity
- 説明は以下のページにあります。これが分かる場合はそれに従ってください。
- パッケージをDLします。以下のgitのページを開きます。
- https://github.com/googlevr/gvr-unity-sdk/
- 「GoogleVRForUnity.unitypackage」とあるリンクからDLしてください
-
unityでデモを確認
- Unityを起動して、適宜、プロジェクトを作ってください
- [Assets] > [Import Package] > [Custom Package]から、先ほどのGoogleVRForUnity.unitypackageを選んでUnityに読み込ませます。読み込む☑は全部付いている状態で、[import]をクリックして下さい。
- Assetにフォルダが出ます、その中のGoogleVR/DemoScenes/HeadsetDemoからサンプルSceneを選んで開いて下さい
- 実行すると、ステレオカメラで画面がレンダリングされると思います。
- これを[File]>[Build Setteings]からAndroidの設定をしてapkファイルをビルドし、スマホにインストールすれば完成です。
オリジナルのシーンをVR化
自分のオリジナルのシーンにこれをはめたい場合は、上記のpackageをインポート後、シーンにGvrViewerMainのprefabを入れるだけでできます、すごく簡単です！
まとめ
簡単にいうとpackageを入れて、その中のprefabをシーンに入れるだけです。
って簡単すぎるんですが古い情報ばかりヒットして迷いました。
お役に立てれば幸いです。