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Dify イベントトリガー (スケジュールトリガー)(No.14-1)

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Last updated at Posted at 2025-11-30

Dify スケジュールトリガー動作確認手順

この手順書では、Dify の イベントトリガー(スケジュールトリガー) を利用して、指定した時刻または間隔で自動的に実行される Workflow アプリを構築し、テストおよびログ確認を行う方法を説明します。

最終的な構成は次の 3 ノードです。

スケジュールトリガー → LLM → 出力


1. 事前条件

  • Dify Studio にアクセスできること(クラウド版または OSS 版)
  • Workflow アプリを作成できる権限があること
  • 利用する LLM(例:gpt-5-mini / Chat)が設定済みであること

補足:トリガーは Workflow アプリ専用 です。Chatflow では利用できません。


2. 全体構成

Event3.jpg

3. Workflow アプリの新規作成

  1. Dify Studio 左メニューで 「アプリケーション」 → 「アプリを作成」 → 「ワークフロー」 をクリックします。
  2. 任意のアプリ名を入力します。例:
    • schedule-trigger-sample
  3. 「作成」をクリックすると、キャンバス上にデフォルトの 開始ノード の選択が表示されます。
    Event1.jpg
    4.トリガーを選択します。

Start ノードは「ユーザー入力」と「トリガー」のどちらか一方のみ使用できます。
スケジュールトリガーを選ぶと、図のように Start ノードが 紫色のカレンダーアイコンの「スケジュールトリガー」 に変わります。

Event2.jpg
5.スケジュールトリガーを選択します。


4. スケジュールトリガーの設定

スケジュールトリガーノードをクリックし、右側の設定ペインから実行タイミングを指定します。
Event4.jpg

通常の画面
Event5.jpg

4.1 テスト用:1 分ごとに実行する設定

  1. 「スケジュールの設定」欄で、Cron 表現を使用するモードに切り替えます。

  2. Cron の入力欄に、次の値を設定します。

    */1 * * * *
    
    • 意味:1 分ごとにワークフローを実行する
  3. 設定後、「次回実行時刻」および「次の 5 回の実行予定」が表示されていることを確認します。

本番運用では、0 9 * * *(毎日 9:00)など、目的に合わせて Cron を変更してください。
なお、ビジュアル設定に変更した場合、クーロン式の利用の状態を忘れます。


5. LLM ノードの追加と設定

5.1 LLM ノードの追加

  1. キャンバス上の空き領域を右クリックし、「ノードを追加」 → 「LLM」 を選択します。
  2. 追加された LLM ノードを、スケジュールトリガーの右側に配置します。
  3. スケジュールトリガーと LLM ノードの間をドラッグして、線で接続します。
    • 図のように「スケジュールトリガー → LLM」の順に矢印がつながっていれば OK です。

5.2 LLM ノードのモデルとプロンプト設定

  1. LLM ノードをクリックし、右ペインで以下を設定します。

    • モード:Chat
    • モデル:gpt-5-mini(図と同じ構成にする場合)
  2. プロンプトを次のように設定します。

    SYSTEM:
    あなたはスケジュール実行のテスト用アシスタントです。
    
    USER:
    これはスケジュールトリガーで実行されたテストです。
    現在時刻を含めて、実行されたことがわかる短いメッセージを日本語で返してください。
    
  3. これで、スケジュールトリガーで起動されるたびに LLM が実行され、テキストを生成します。


6. 出力ノードの追加と設定

6.1 出力ノードの追加

  1. キャンバス上を右クリックし、「ノードを追加」 → 「出力」 を選択します。
  2. 追加された出力ノードを LLM ノードの右側に配置し、
    LLM → 出力 を線で接続します。

図と同じく、左から順に
スケジュールトリガー → LLM → 出力 となっていれば OK です。

6.2 出力内容の設定

  1. 出力ノードをクリックし、右ペインの「出力コンテンツ」を設定します。
  2. 形式を テキスト(String) に設定します。
  3. フィールドの右側にある変数選択ボタンから、
    LLM / text (String) を選択します。
  4. フィールドが LLM / {x}text String のように表示されれば、LLM の生成テキストをそのまま出力する設定になります。

7. テスト方法

スケジュールトリガーには、主に次の 2 種類のテスト方法があります。

  1. このステップを実行(Run this step)
    • スケジュールを無視して「今すぐ 1 回だけ」実行する
  2. テスト実行(Test Run)
    • 次のスケジュール時刻で実行する

7.1 即時テスト:このステップを実行

  1. スケジュールトリガーノードをクリックします。
  2. 右ペイン、またはノード上部にある 「このステップを実行(Run this step)」 ボタンを押します。
    • Cron 設定に関係なく、現在時刻で 1 回だけワークフローが実行されます。
  3. 画面右側のデバッグビューに、LLM ノードおよび出力ノードの結果が表示されます。

期待される出力例:

スケジュール実行のテストです。現在の日時は 2025年11月30日 2:17 頃です。

7.2 スケジュールどおりの動作確認:テスト実行 / 自動実行

  1. 右上の 「テスト実行(Test Run)」 ボタンをクリックします。
  2. スケジュールトリガーは、設定された cron に従い、次回実行時刻 でワークフローを起動します。
    • */1 * * * * の場合、1 分以内に 1 回実行されます。
  3. または、何も操作せずに待つだけでも、設定された間隔で自動的に実行されます。

いずれの場合も、デバッグビューで LLM・出力ノードの結果を確認できます。


8. 公開後の動作とログの確認

本番運用に近い形で動作を確認するには、公開とログ確認を行います。

8.1 ワークフローの公開とトリガーの有効化

  1. 画面右上の 「公開(Publish)」 ボタンをクリックし、最新のフローを公開します。
  2. 画面右側の 「クイック設定(Quick Settings)」 パネルを開きます。
  3. 作成した スケジュールトリガーのトグルスイッチを ON にします。
    • OFF のままでは、スケジュールによる自動実行は行われません。

8.2 実行ログの確認

  1. 左メニューから 「モニター」 → 「ログ」 を開きます。
  2. 対象の Workflow アプリを選択します。
  3. スケジュールトリガーによって実行されたランが一覧に表示されます。
  4. 対象のランをクリックし、次を確認します。
    • ランの開始時刻
    • LLM ノードへの入力内容
    • LLM ノードの出力内容
    • 出力ノードの表示内容

Cron で設定したタイミングどおりにランが作成され、LLM の出力が取得できていれば、
スケジュールトリガー → LLM → 出力 の構成で正しく自動実行されていることが確認できます。


9. 応用例のヒント

この手順書で作成したシンプルな構成は、次のような応用に発展させることができます。

  • 毎朝 9:00 にナレッジ検索を行い、サマリーレポートを作成する
  • 外部システムの API を HTTP リクエストノードで呼び出し、結果を集計して通知する
  • 週次でエラーログを集計し、改善ポイントを LLM に要約させる

いずれの場合も、左端がスケジュールトリガー、その後ろに LLM/HTTP リクエスト/ナレッジ検索などを追加していく、という基本構造は同じです。

以上で、図と同じ構成の スケジュールトリガー動作確認用ワークフロー の手順書は完了です。

Dify スケジュールトリガー+Gmail送信(No14-2)に続きます。

以上

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